カムカムの効果と効能についてお伝えします。
南米アマゾン河流域で自生するカムカムは、赤いさくらんぼのような可愛い実のフルーツ。美容効果が注目されスーパーフードとして人気を呼んでいます。
主にカムカムはジュースや粉末などに加工されています。ペルー政府により果実を輸入できないということもありますが、生で食べるにはあまりにも酸味が強烈で、ドリンクなどに加工した形で取り入れられています。
そんなカムカムには、美容以外の効能もあることが分かりました。いったいどのような効果や成分がカムカムにはあるのでしょうか。
カムカムの効果や効能、含まれる栄養について紹介していきます。
目次
カムカムの効果と効能 一覧
カムカムは美肌効果の期待が大きいフルーツです。
これはカムカムに豊富に含まれるビタミンCの働き。
ビタミンCは肌の美白に良い成分として知られています。日焼けするとメラニン色素が増えてしまいシミの原因となりますが、ビタミンCはメラニン色素が増えるのを抑制してくれるのです。
野外での活動が多くて日焼けしやすい人や、シミが目立ってきて気になるという人は、ビタミンCを積極的に摂取することが大切です。
さらにカムカムに含まれているビタミンCには、肌の保湿成分であるコラーゲンの生成を助ける効能もあるため、シミやシワ、ソバカス、皮膚のたるみを防ぎ、美白や美肌の維持に欠かせません。
カムカムの効果や効能には、代謝をアップさせる作用もあります。
カムカムにはビタミンB1やビタミンB2、ナイアシンなども多く含まれています。これらのビタミンB群の効能には、糖質や脂質をエネルギーに変える働きが挙げられます。
人間が生きていくうえで最も必要な、エネルギー代謝のために欠かせない成分です。
これらのビタミンB群が不足すると、肝機能が低下して疲れやすくなり倦怠感のほか胃腸障害や神経障害が起きやすくなります。
カムカムはビタミンB群が豊富な食材なので、健康維持のためにも是非食べたいものですね。
これもカムカムに含まれるビタミンCの効果や効能は、風邪予防、風邪対策のどちらにも有効に働く栄養素です。
ビタミンCには免疫力のアップにも効果があります。
白血球の働きを強化してウィルスを排除する効能があります。また、インターフェロンと呼ばれるタンパク質の合成を促進して細菌やウイスルに対抗し、病気からカラダを守る働きがあります。
そして、外から侵入した細菌やウイルスが付着する粘膜を、正常に保つ効能もあるのです。
白血球を強化する効能は、風邪の予防対策だけでなく、すでにひいてしまった風邪の回復を早める効果もあります。
カムカムは抗酸化作用もある果物です。
ポリフェールも豊富に含まれているカムカムは、活性酸素の働きを抑えカラダの酸化を防ぐ効能があります。
血管や細胞の老化を予防して、動脈硬化や心疾患、癌などの病気を防ぐ効果が期待されています。また、アンチエイジングにも作用し、シワやシミ、といった肌トラブルなども防ぐため美容面でも活躍します。
そして、カムカムに大量に含まれているビタミンCも抗酸化作用を持つため、より抗酸化力が高い果物と言えるでしょう。
カムカムの実には、100g中に約2800mgものビタミンCが含まれており、これはフルーツの中でも最も多い含有量だとされています。
ビタミンCが豊富なアセロラのおよそ2倍、グァバの17倍、レモンの56倍と、カムカムはとてつもない量のビタミンCを含んでいます。
忙しい毎日に追われて外食続き、ストレス、喫煙、または野菜嫌いでは、ビタミンCは不足してしまいます。
美肌効果以外にも、免疫向上や酵素の働きをサポート、ストレスの緩和、貧血予防に必要な鉄分の吸収を高めるなど、ビタミンCには健康と美容におすすめです。
この他にも、カムカムはクエン酸やエラグ酸、カルシウム、アミノ酸なども含み、疲労回復にも役立ちます。
カムカム製品にはドリンクやゼリー、キャンディーなどがありますので、自分の好みのタイプを見つけて取り入れてみましょう。
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