焼酎の効能についてお伝えしていきます。南九州を中心に、日本各地で醸造されている日本のお酒、焼酎。
米や麦をはじめ、芋や黒糖など種類が豊富で様々な飲み方が楽しめる点からも、若い女性から年配の方まで幅広く愛されているお酒です。
今回はそんな焼酎に隠された効能・効果をご紹介していきます。
目次
焼酎の効能と効果
焼酎には、プラスミノーゲンという酵素の一種が含まれています。
焼酎に含まれているプラスミノーゲンには、血液の流れをスムーズにする効能があるとされています。
そのため、血管内にこびりついたコレステロールや中性脂肪を取り除き、動脈硬化や血栓を予防・改善する効果や効能があります。
生活習慣が乱れがちな方は、プラスミノーゲンを摂取して血栓ができにくい若々しい血管を保ちましょう。
焼酎には、タンパク質分解酵素の一種であるウロキナーゼという成分が含まれています。あまり聞きなれない成分ですね。
焼酎に含まれているウロキナーゼは血液をサラサラに保つ効果があるので、高脂血症などドロドロの血液が気になる方に特におすすめです。
血管内の血栓を溶かす効能や効果も期待できるので、「エコノミー症候群」といった血栓症の予防にも役立ち効能があります。
焼酎は、100gあたり146カロリー(乙類)とさほど高くないカロリーなので、ダイエット中でも太るリスクが少ないお酒です。
一般的に、甘いお酒や糖質の多いお酒はダイエットには向きませんが、焼酎は低カロリーで健康的なので、気にせず飲めるということですね。
また、ロックよりも水やお湯で割ると、より低いカロリーですみますので焼酎を飲む際は水割りやお湯割りをおすすめします。
そして、おつまみの選び方でも違ってきます。特に外食の場合は、高カロリーで高脂質、高糖質のおつまみが多くなります。唐揚げやフライドポテトなどのフライものは食べ過ぎないようにし、サラダやさっぱりとしたおつまを食べましょう
焼酎には、動脈硬化や通風を予防する効能があります。
動脈硬化や通風は、栄養バランスの乱れや、脂質過多、プリン体を多く含む食べ物の取り過ぎなどが原因とされています。
焼酎は、コレステロールが増える心配もなく、またプリン体の量も少ないため、動脈硬化や通風の原因を作りにくいお酒と言えます。
動脈硬化や通風などの生活習慣病予防のためにも、飲酒の際は焼酎を選ぶのがおすすめです。
焼酎は、「甲類」「乙類」「混和焼酎」の3種類のクラス分けから成り立っています。
甲類は、連続蒸留器で蒸溜した後、アルコール度数が36%未満という条件、乙類は単式蒸留器で蒸溜後、アルコール度数が45%以下の物と分類されます。
そして混和焼酎は、甲類と乙類をブレンドしたタイプです。
それぞれの違いを理解した上で、さまざまな焼酎を試してみてはいかがでしょうか。
"焼酎"の関連情報