名称 | ふぐ | 分類 | フグ科 |
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旬の時期 | 11~2月ごろ | 主な産地 | 山口、三重、福井など |
ふぐの旬は、11~2月頃です。冬の寒い時期がもっとも美味しく味わえます。
特に産卵期前の2月頃は、身も白子とも充実して非常に美味しい季節です。
ふぐの旬には「秋の彼岸から春の彼岸まで」という言葉がありますが、やはりこの真冬頃がもっともおいしいと言えます。
また、この時期はふぐ鍋に最も大切な脇役、ネギやゆずも旬を向かえます。
ふぐといえば山口県の下関が有名ですが、ふぐの消費量は大阪が全国の6割を占めます。ふぐ料理には、ふぐ刺し、ふぐ鍋、から揚げ、白子料理、ふぐ酒ですね。
また、天然フグは石川県でも獲れ、石川県の珍味には猛毒のフグの卵巣の塩漬けや糠漬けがあり、石川県でしか許可されていません。
ふぐを捌く際は、ふぐ調理師免許を持った人でなければなりません。内臓などに猛毒「テトロドトキシン」があるため、扱いが難しいからです。
非常に高価な魚で、なかなか食べる機会が少ないですが、下関や大阪以外でも福岡や大分で美味しいふぐが食べられ、わざわざ旅行に行く方も多いそうです。
今では、おいしいふぐを一年中食べたいという思いで、養殖の養殖技術が進み家庭でも比較的気軽に食べられるようになっています。
ですが、やはり旬の時期を狙って、一年に一回は美味しいふぐを食べにいきたいですね。