名称 | ムール貝 | 分類 | イガイ科 |
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旬の時期 | 広島6~9月、三陸10~9月ごろ | 主な産地 | 宮崎、広島、フランスなど |
国内のムール貝の旬は6~12月で、水揚げ地域により旬の時期が分かれます。広島産が6~9月、三陸産が10~12月となります。
輸入のイメージが強いムール貝ですが国内でも水揚げされされています。おもな地域は三陸と広島で、ほかに岩手や愛知、北海道でもとれるそうです。
また本場のモン・サン・ミッシェル産のものは7~12月が旬となります。国産のムール貝に比べて小さめですが、柔らかく甘みがあり豊かな味わいだそうです。
輸入品のみならず国産のムール貝もネット通販で手軽に買え、冷蔵や真空パック、下茹でしたむき身、加工品と多くのムール貝の商品が取り扱われています。
ムール貝の下処理は砂貫が不要です。牡蠣などの貝や岩にぶら下がりアサリのように砂を吸い込まないからです。貝殻はたわしでこすり汚れを落とします。
また海藻やひげのようなものは「足糸(そくし)」で、岩などにくっつくための吸着部分で食べられません。蝶番から貝先へ引いて取るか包丁やハサミで取ります。
ムール貝の定番料理には、パエリヤ、アクアパッツァ、アヒージョ、ブイヤベース、ペスカトーレなどがあります。貝独特のうま味がありビタミンB群が肌やカラダを健康に保ってくれます。