名称 | 野沢菜 | 分類 | アブラナ科アブラナ属 |
---|---|---|---|
旬の時期 | 11~2月ごろ |
主な産地 | 長野、徳島など |
野沢菜の旬は、長野県が11月、徳島県で12~2月頃に迎えます。晩秋から冬にかけてと、寒い時期が野沢菜の食べごろです。
野沢菜は、長野県の野沢温泉村で作られてきたことから「野沢菜」の名がついたといわれていて、現在でも主に信州地方を中心に栽培されています。
野沢菜は、長野県産での生産が有名ですが、冬は雪が降るため作ることができず、冬季の栽培は徳島県が主要な産地になります。冬の間に漬物にされる野沢菜の80~90%が徳島県産といわれています。
また、旬の時期は短いですが収穫時期は意外と長く、長野県は5月末~12月末、徳島県は12月末~3月末、その他の県では、山梨県は3月末~5月末、埼玉・茨城・群馬県では4月頃に収穫されています。
またこの時期は、おなじくアブラナ科の大根やカブなども旬を迎え始める時期となります。
野沢菜は、もともと漬物用として栽培されたため、最も美味しい食べ方は野沢菜漬けとなりますが、炒め物やお味噌汁などでも食べることができます。
野沢菜には、β-カロテンやビタミンCが豊富に含まれていて、抗酸化作用の働きが生活習慣病の予防に役立つといわれています。