白米の栄養と効果をご紹介します。日本人の食生活に根付いてきた白米。
実は白米は日本人のカラダにピッタリの美容と健康をサポートする、すばらしい食べ物だということをご存じでしたか?
白米は日本人の主食として欠かせない主食ですが、近年の欧米化でパンやパスタが人気となり、白米の消費量が減少しているといわれます。
また、健康志向で白米から玄米や雑穀米にシフトしたり、糖質ダイエットとして炭水化物自体を食べない方もいます。
そんな白米について、意外な栄養や効果を学んでいきましょう。
目次
白米の栄養と効果 一覧
白米に含まれる主な栄養素は、炭水化物です。
炭水化物に含まれる糖質は、生命活動に必要なエネルギーとなります。カラダを動かすだけでなく、脳にも必要なエネルギー源です。
人間の脳はブドウ糖によって働くため、エネルギー不足は脳が活発に活動できなくなります。
白米などの主食に含まれる炭水化物は、適切な量を摂るのであれば肥満を防ぐことができます。炭水化物はカラダや脳に欠かすことのできない重要な栄養です。
タンパク質はカラダを作る上で重要な主成分となっています。
プロテインなどのイメージから、タンパク質は筋肉の元という印象を持っている方が多いかもしれません。
しかし、タンパク質は筋肉だけでなく、臓器、皮膚、爪、髪の毛などあらゆるカラダの組織を作ってくれる大切な成分です。
タンパク質不足は、お肌や髪の毛がボロボロになる原因でもあるので気をつけましょう。
白米はビタミンB群が多く、ビタミンB1、B2、パントテン酸が含まれています。
ビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに変える重要な働きをします。ビタミンB2やパントテン酸は三大栄養素の代謝促進に関わる栄養です。
エネルギーを作り夏バテの予防、皮膚や髪の毛、爪などの細胞の再生を促すため、肌荒れを解消してくれる効果があります。
白米には、カルシウムも含まれています。
カルシウムは、ご存じの通り、歯や骨を丈夫にしてくれる効果があります。
また、筋肉細胞の潤滑油のような役割も果たしているので、不足すると筋肉が痙攣を起こしてしまうこともあります。
マグネシウムは、骨の成長に関わるだけでなく、エネルギー代謝に重要なビタミンB1をサポートする効果もあります。
また、血圧、体温、血糖値などの調整をする働きがあるので、動脈硬化や心臓病、高血圧などの予防にも効果を発揮する栄養です。
白米には、カラダに必要な成分をたくさん含んでいます。
健康維持に効果的なのはもちろんのこと、実はキレイになるためにピッタリな栄養も含まれているのです。
それが「炭水化物、タンパク質、パントテン酸」という3つの栄養素です。
とくにパントテン酸は、新しい細胞を作るのに重要な栄養で、ダメージを受けた肌や髪を美しく生まれ変わる働きをします。
白米はバランスよく食べることで、キレイをサポートする心強い味方になってくれることまちがいなしです。