プーアル茶は、ダイエット効果が話題になって以来、ダイエットの定番茶として多くの女性に愛され、認知を広げてきました。
口当たりがまろやかで、さっぱりとした味もその人気の秘密でしょう。
今回はそんなプーアル茶の効果や効能についての真実を、探っていくことにしましょう。
目次
プーアル茶の効果と効能
プーアル茶には、カテキンが多く含まれていることが大きな特徴です。
カテキンには抗酸化作用がありますが、同様の効果のあるビタミンEよりも約50倍以上もの抗酸化作用あるとされています。
抗酸化作用は細胞の老化を強力に防ぐため、アンチエイジング効果や生活習慣病の予防に大きな効能があります。
また、抗菌・殺菌作用も強く、口臭ケア製品に使われたり、食中毒の予防の効能も期待できます。
プーアル茶は、没食子酸(ぼっしょくしさん)も含有していることを覚えておいてください。なんだか聞きなれない名前ですね。
没食子酸は、プーアル茶が発酵するときに作られるポリフェノールの一種です。
強い抗酸化作用を持つため、細胞のアンチエイジングによる若返り効果が期待できます。
没食子酸は、体内の脂肪の蓄積を防ぐ効能もあるので、ダイエット中の人にもピッタリでしょう。
他にも、抗炎症作用や抗ガン作用なども期待されています。
プーアル茶は、タンニンを多く含むことも大きな特徴です。
プーアル茶の苦み成分でもあるタンニンは、その抗酸化作用とともに細胞の収れん作用があることに注目しましょう。
たとえば、開いた毛穴を引き締める効果や、腸の粘膜のけいれんを抑えることで下痢を改善する効果があります。
また、タンニンは、特有の殺菌作用や消臭作用から、石鹸などの体臭ケア製品にも利用されています。
プーアル茶には、重合カテキンが含まれていることも特徴的と言えるでしょう。
プーアル茶に含まれる重合カテキンは、カテキンがいくつも重なっている状態のため、通常のカテキンよりも強く作用することで知られています。
また、重合カテキンは脂肪やコレステロールの蓄積を強力に防止する効果があるので、肥満や生活習慣病予防の効能が期待できます。
さらに、強力な抗酸化作用によるアンチエイジング効果もありますよ。
プーアル茶は、マグネシウムを含んでいることも見逃せません。
マグネシウムは約300種類もの酵素に対して、エネルギー代謝の働きをサポートする補酵素としての役割をもっています。
また、マグネシウムは、骨の形成をサポートするとともに、体内のカルシウム量を調整する役割を持ちます。
マグネシウムとカルシウムは、おおよそ1対2の割合で摂取すると血管内にカルシウムがこびりつくことによる動脈硬化を防ぐことができるでしょう。
プーアル茶の命名は、中国雲南省にあるプーアルから来ています。
日本でみかける多くのプーアル茶は、褐色もしくは黒褐色をしていることでしょう。
このプーアル茶は「熟茶」と呼ばれていて発酵済みの状態なんですよ。
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