イワシのカロリーと糖質をグラフと共にご紹介します。

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イワシsardine

イワシのカロリーと糖質

イワシ

カロリー

169kcal(100g)

全食品の中で

やや低い

魚介類の中で

やや高い

糖質

0.2g(100g)

全食品の中で

少ない

魚介類の中で

少ない

イワシのカロリーについて

マイワシ、生 169kcal
カタクチイワシ、生 192kcal
ウルメイワシ、生 136kcal
めざし、生 257kcal
しらす干し、微乾燥 113kcal
魚介類平均 116kcal
全食品平均 212kcal

イワシのカロリー(100gあたり)は169kcal。グラフはイワシ類の生としらす干し、魚介類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

魚介類の平均カロリーは116kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、イワシのカロリーは魚介類の中ではやや高く、全食品の中ではやや低い水準にあることが分かります。

イワシ1尾分の重さは50~65g前後ですので、1尾分のカロリーは85~110kcalとなります。

イワシは他の魚に比べ脂質が多いため、その分カロリーも高めになっています。マイワシのカロリーが最も高く、カタクチイワシ、ウルメイワシと続きます。

めざしはカタクチイワシやマイワシの小さい魚を塩水に漬けた後、数匹たばねて乾燥させたものです。乾燥させているので分量が減へるのでカロリーは高めになります。

しらす干しはカタクチイワシやマイワシの稚魚を茹でて乾燥させたものです。

イワシの糖質について

マイワシ、生 0.2g
カタクチイワシ、生 0.3g
ウルメイワシ、生 0.3g
めざし、生 0.5g
しらす干し、微乾燥 0.2g
魚介類平均 1.5g
全食品平均 18.5g

イワシの100gあたりの糖質は0.2gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。イワシの炭水化物量は0.2g、食物繊維量は0.0gですので、差し引いた糖質量は0.2gとなります。

魚介類の100gあたりの平均糖質量は1.5g、全食品の平均は18.5gですので、イワシの糖質は他の魚介類の平均と比較して少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。

ちなみに、イワシ1尾の重さは約50~65gとなりますので、1尾分の糖質量は0.1~0.2g程度となります。

イワシはカロリーは高いですが、糖質は少ない魚で、2尾食べても1gに届きません。めざし以外はほぼ同じくらいの糖質量です。

他の魚介類とのカロリーと糖質の比較

上のグラフはイワシと主な魚介類との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

魚は糖質が少ない食材です。上図の魚の中ではししゃもの糖質が多く感じられますが、実際はとても低い水準です。

カロリーを比較するとししゃもがイワシより若干高いくらいでほぼ同じくらいです。

さんまは脂質が多くカロリーが高い魚で、イワシよりも3.5倍以上も高くなります。

イワシは煮たり焼いたりと多くの調理ができる魚です。オイル漬けやみりん干し、梅煮などは、生のイワシに比べカロリー、糖質が2倍以上にもなる場合があります。

イワシはカロリーが高くても低糖質 - 骨粗鬆症予防の対策に!

イワシは脂質が多い魚なのでカロリーが高くなります。一方、糖質は少ない量です。イワシのカロリーや糖質を増やさない調理法は、塩焼やお刺身が一番でしょう。

イワシはニシン科の魚で種類が多く、マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシの3種に分類されます。

魚介類の中でもビタミンDが多く、カルシウムやマグネシウムも含んでいます。これらは骨を丈夫にする働きがあるので、骨粗鬆症対策に有効です。

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