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らっきょうscallion

1粒に栄養ぎっしり!らっきょうの効能とは!?

らっきょうの栄養と効能

カレーの付け合せなどに欠かせない存在の「らっきょう」。実はこのらっきょう、漢方薬にも使われるほど多くの効能を持っているのをご存じですか?

らっきょうは、平安時代から親しまれている食材で、その効能の高さから「畑の薬」とも呼ばれるほど、栄養豊富です。

甘酢や塩漬が定番ですが、生のらっきょうを刻んで薬味にしたり、炒め物、天ぷらなどでもおいしく食べることができます。

今回は、健康維持のためにもぜひとも取り入れたい、らっきょうの魅力をご紹介しましょう。

食物繊維はごぼうの3.5倍! 腸内環境を整える効能、便秘の解消

らっきょうは女性にこそ食べてほしい魅力的な食材です。それは、らっきょうに最も豊富に含まれる栄養が食物繊維だからです。

らっきょうと主な野菜の食物繊維含有量の比較

「日本食品標準成分表2015」より (可食部100gあたり)

らっきょうは100gあたり食物繊維が20.7gと豊富で約1/5は食物繊維です。上のグラフでもわかるように、食物繊維が豊富な野菜として知られるごぼうのなんと3.5倍以上、さらに、らっきょうの仲間のエシャレットにも豊富です。

らっきょうと主な野菜類との水溶性食物線維含有量の比較

「日本食品標準成分表2015」より (可食部100gあたり)

らっきょうは食物繊維の中でも特に水溶性食物繊維が豊富で、「生の全食品の中でトップ」を誇ります。野菜平均値と比較すると23倍以上、にんにくでは4.5倍、ごぼうでは8倍もの差があります。

水溶性食物繊維は硬い便を柔らかくして、スムーズな排便を促します。また、ビフィズス菌などの善玉菌を増やし、腸内環境を改善してくれる栄養でもあるので、らっきょうには便秘解消の効果が期待できます。

関連記事:腸内環境を整える7つの方法 - スッキリ快調を目指そう!

ガンの予防や抑制にその効能を発揮!- ジアリルスルフィドとは?

らっきょうの栄養には、ジアリルスルフィドという成分が含まれています。

ジアリルスルフィドとは硫酸化合物の一種で、発がん性物質の解毒作用、活性酸素の除去、がん細胞を死滅させるなどの働きがあります。

また、らっきょうには胃がんの原因であるピロリ菌を撃退するフラボノイドや、抗酸化作用を持つサポニンなどガンの予防と抑制に効果的な成分が多く含まれています。

まさに、畑の薬の名に相応しい栄養や効能がぎっしり詰まった栄養食品ですね。

疲労回復の効能あり - らっきょうの香り成分「アリシン」の働き

らっきょうとカレー

らっきょうには、硫化アリルの一種であるアリシンと呼ばれる栄養が含まれています。らっきょう独特の香り成分で、同じくユリ科のにんにくやネギなどにも含まれている栄養です。

アリシンは疲労回復に欠かせないビタミンB1の吸収を高めるとともに、炭水化物の代謝を促してエネルギーの生成をサポートする働きがあります。

アリシンとビタミンB1が結合することで、アリチアミンという成分に変化し、体内に長時間留まることができるため、疲労回復作用を持続させることができます。

アリシンは食欲の増進や油分の消化を助ける働きもある栄養です。ビタミンB1が豊富な豚肉入りのカレーとの相性が良く、夏バテの予防におすすめです。

こちらもジアリルスルフィドの効能!動脈硬化対策に

ジアリルスルフィドは、解毒作用や活性酸素の除去だけでなく、血液の凝固を抑える働きもあります。

また、アリシンにも血栓を防ぐ作用があるため、血液凝固に関連する動脈硬化や心臓病の予防などにも効果が期待できます。

ちなみに、ジアリルスルフィドはらっきょうの他に、わさびニラなどに多く含まれている栄養です。

フルクタン - コレステロール値の改善、動脈硬化、心筋梗塞の予防など

らっきょうの栄養には、フルクタンと呼ばれる成分も含まれています。

フルクタンとはフルクトース(果糖)の重合によって生じた多糖類の総称で、食物繊維の一種です。腸内でコレステロールを吸着して排出するという効能があります。

フルクタンはコレステロールを吸着して排出するため、コレステロール値の改善および動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの予防に効果を発揮します。

1日3粒程度を目安に 食べ過ぎに注意!

栄養価に優れたらっきょうですが、もちろんたくさん食べればいいというものではありません。

らっきょうの甘酢漬

むしろその栄養の高さから、過剰に摂取しすぎるとかえって健康を害してしまうこともあります。一般的には、大きいもので1日3粒程度、小さければ5粒程度が適量と言われています。

たくさん摂ると消化液の分泌を促進するジアリルスルフィドがの粘膜を過剰に刺激し、胃もたれなどの原因になりますので、食べすぎには要注意です。

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