フカヒレのカロリーと糖質を比較を交えて分析していきます。

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フカヒレshark-fin

フカヒレのカロリーと糖質

フカヒレ

カロリー

342kcal(100g)

全食品の中で

高い

魚介類の中で

かなり高い

糖質

0.0g(100g)

全食品の中で

少ない

魚介類の中で

少ない

フカヒレのカロリーはどのくらい?

フカヒレ 342kcal
魚介類平均 116kcal
全食品平均 212kcal

フカヒレのカロリー(100gあたり)は342kcal。グラフはフカヒレと、魚介類平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

魚介類の平均カロリーは116kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、フカヒレのカロリーは魚介類の中ではかなり高く、全食品の中では高い水準にあることが分かります。

フカヒレ1食分の重さは5~15gですので、1食分のカロリーは17~51kcalとなります。

フカヒレが高カロリーなのは100g中に83.9gもの豊富な量のタンパク質を含むためです。

サメのヒレを加工した食材がフカヒレです。何種類かのサメから作りますが、特によしきりざめが高級品として扱われています。

中華料理のフカヒレの姿煮は高級ですが、近年はインスタントスープの具材にも利用されています。美肌効果が期待されるコラーゲンが豊富ですがカロリーも高いのが特徴です。

フカヒレの糖質はどのくらい?

フカヒレ 0.0g
魚介類平均 1.5g
全食品平均 18.5g

フカヒレの100gあたりの糖質は0.0gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。フカヒレの炭水化物量は0.0g、食物繊維量も0.0gですので、差し引いた糖質量は0.0gとなります。

魚介類の100gあたりの平均糖質量は1.5g、全食品の平均は18.5gですので、フカヒレの糖質0.0gは、他の魚介類の平均と全食品の平均を比較しても少ないことが分かります。

フカヒレは糖質を含んでいません。そのため、フカヒレ1食分の重が約5~15gでも、1食分の糖質量は0gです。

フカヒレ自体には糖質が含まれていないので、糖質制限向きの食材と言えます。ただ、スープになると他の食材や調味料などが加わるため、実際に摂取するカロリーや糖質はもう少し多くなります。

他の食品とのカロリーと糖質を比較

上のグラフはフカヒレと主な食品との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

フカヒレはサメのヒレを乾燥させたものなので、100gあたりのカロリーが高くなります。

水産加工品とで比較すると、100g中のカロリーはフカヒレがやはり高くなりますが、糖質に至ってはフカヒレが少ないことが分かります。

かまぼこはんぺん魚肉ソーセージなどには、魚のすり身だけでなくでんぷん質や砂糖などが使用されているので、糖質が多くなっています。

また、魚肉ソーセージは魚以外にも、鶏肉や油脂なども含んでいるので、じつはカロリー、糖質ともに高めです。

魚介類は脂質やタンパク質が多いものもあるので、カロリーはそれぞれですが、糖質は比較的少ないものが多いのが特長です。

フカヒレは食べ方で低水準にも、高水準にもなりやすい食材

フカヒレのカロリーと糖質を見てきましたが、フカヒレのカロリーはかなり高く、糖質は含まれていないことが分かりました。

ただし、これは乾燥した状態のカロリーです、実際に食す量は少ないので、カロリーはもう少し低くなります。

また、当たり前ですがレシピによってもカロリーや糖質量が変わります。例えばフカヒレの姿煮では、紹興酒やオイスターソース、ネギ油、片栗粉などを加えるので、カロリーも糖質も高くなります。

きのこがたっぷりとは言ったフカヒレスープは、フカヒレをばらしたものを少量使うので、カロリーも糖質もそう高くはなりません。

このように、レシピによってさまざまですが、そう食べられるものではないでの、この時くらいはカロリーや糖質を気にせず食べてもいいでしょう。

フカヒレに含まれる豊富なタンパク質には30%程のコラーゲンが含まれています。肌のハリを保つといった美容効果のみならず、骨をしなやかにする作用にも関わる大切な成分です。

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