名称 | イカ | 分類 | 頭足類 |
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旬の時期 | -(種類により異なる。下記参照) | 主な産地 | 日本全国、北海道、温帯全域 |
イカの旬は一言で何月と断定することはできません。イカといっても様々な種類があり、日本では130種、世界では500種類ほど生息しています。
イカの旬はイカの種類によって異なります。以下、国内で獲れる代表的なイカの名称と特徴、旬をまとめてみました。
種類 | 旬 | 備考 |
スルメイカ | 5~9月 | 日本で最も漁獲量の多いイカ |
アカイカ | 6~8月 | 日本で2番目に漁獲量の多いイカ。別名ムラサキイカ |
コウイカ | 10~4月 | 甲イカ類。寿司ネタなど。冬の寒い時期が旬。 |
カミナリイカ | 10~4月 | 形はコウイカに似ているが体長は一回り大きい。 |
アオリイカ | 5~8月 | イカの中で最も高価な種類。寿司ネタとして使われる |
ホタルイカ | 1~5月 | 夜になると発光する。沖漬け、酢味噌和えなどに使われる |
ヤリイカ | 2~4月 | 槍の穂に似ているためこの名がついた。冬が旬。 |
ケンサキイカ | 4~7月 | ヤリイカに似ており、本州中部以南に生息。春から夏に旬 |
国内で最も漁獲量が多いのはスルメイカで、5~9月ごろに旬を迎えます。20万トン前後の漁獲量を記録し、イカの総漁獲量の約40%、国内に出回るイカとしては最多です。
刺身や寿司など生食のほかに、塩辛やさきいかなど加工食品にも多く利用されます。日本全域に生息しており、生、冷凍ともに多く入荷され値段も比較的安定しています。
日本で2番目に漁獲量の多いアカイカは6~8月の初夏から夏にかけて旬を迎えます。赤褐色の体が特徴的で、一般的に鮮魚というよりも冷凍ものや加工品として出回ります。
コウイカは見た目が特徴的で、大きくて厚い石灰質の甲(貝殻)を持つイカとして知られています。旬は10~4月ごろで、寒い時期に美味しくなるイカで、寿司ネタや天ぷらとして食べられています。本州中部以南、四国や九州で生息しています。
イカの中で最も高価なのはアオリイカです。イカの王様と呼ばれるほど美味で、固く甘みがあるのが特徴です。アオリイカの旬は5~8月で、アオリイカの子イカの旬は10~11月となります。
ヤリイカの旬は2~4月の春先となります。その名の通り、ヤリのような形をしている人気の高いイカです。沖縄を除く日本の沿岸で漁獲され、寿司ネタのほか、一夜干しや塩辛などでも食べられます。
イカには非常に多くの種類があり、品種や産地によっても旬は大きく異なってきます。まずは最もポピュラーなスルメイカの旬だけでも押さえておきましょう。