名前の由来にもなっている星のような形が特徴の「スターフルーツ」。切り口が星のようになるなんとも可愛らしい果物です。
南インドや東南アジアを原産とする南国フルーツで、日本ではそれほどメジャーなフルーツではありませんね。食べたことがない方も多いのではないでしょうか
そこで、今回はそんなスターフルーツの栄養や効能をご紹介していきます。
食べ頃の目安や食べ方なども分かりやすく紹介していきますので、スターフルーツの美容や健康効果に興味がある人は参考にしてみてください。
スターフルーツに含まれている成分の中で代表的なものがカリウムです。
カリウムはナトリウムと相互に働く関係性があり、カリウムとナトリウムは2対1の割合で保たれて不要な分は尿や汗で排出されます。
カリウムは細胞の浸透圧の調整や筋肉の収縮などに関わっていて、高血圧の予防やむくみなどの改善など、体内の水分量の調節に非常に大きな役割を担っています。
カリウムはスターフルーツのほか、アボカドやほうれん草、芽キャベツなどにも多く含まれています。
スターフルーツにはペクチンという栄養も含まれています。
ペクチンは植物に含まれている天然の多糖類で食物繊維に分類されるのですが、様々な効能が期待出来る成分です。
食物繊維ということで、コレステロール抑制、糖尿病、動脈硬化、肥満、便秘などの改善が期待できます。
特に、女性にとって便秘の改善はありがたいですね。スターフルーツに含まれているペクチンは、腸内の善玉菌を増やし、腸の調子を整えてくれます。
スターフルーツにはビタミンCも含まれています。
スターフルーツに含まれているビタミンCはカラダの老化を防ぐ栄養として知られています。ビタミンCには強い抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあります。そのため、アンチエイジング効果が期待できます。
また、ビタミンCにはシミの原因となるメラニンの生成を抑える効果がありますので、シミなどの予防にも効果が期待できます。
さらには免疫力を向上させる効能もあるため、風邪予防にもおすすです。
スターフルーツにはカラダに良い栄養が含まれていますが、なかなかスターフルーツそのものに馴染みがないという方も多いことでしょう。
スターフルーツは、まずタイミングとして熟すと果皮が黄色くなりますので、黄色くなったら食べごろの合図です。
スターフルーツは皮も食べられるので、ナイフで軽く角と両端を取ったらあとは5mm程度にスライスするだけできれいな星の形に切れます。
そのままでも良いですし、サラダなどに入れても美味しく食べられます。見た目も可愛らしいのも良いですよね。