梅干しのカロリーと糖質を分析しています。

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梅干しumeboshi

梅干しのカロリーと糖質

梅干し

カロリー

33kcal(100g)

全食品の中で

低い

果実の中で

やや低い

糖質

6.9g(100g)

全食品の中で

少ない

果実の中で

やや少ない

梅干しのカロリーはどのくらい?

梅干し(塩漬) 33kcal
調味漬 96kcal
うめ(生) 28kcal
果実平均 61kcal
全食品平均 212kcal

梅干しのカロリー(100gあたり)は33kcal。グラフは梅干しの塩漬と調味漬、果実平均、全食品平均の100gあたりのカロリーをグラフで比較したものです。

果実の平均カロリーは61kcal、全食品の平均カロリーは212kcalですので、梅干しのカロリーは果実の中ではやや低く、全食品の中でも低い水準にあることが分かります。

梅干し1個分の重さは8~15gですので、1個分のカロリーは2.64~4.95kcalとなります。

これはかなり低いカロリーですね。なお、梅干しには塩漬と調味漬があります。なお、調味漬の梅干し1個(8~15g)分のカロリーは、約7~14kcalとなります。

塩漬の梅干しはその名のとおり、うめの果実を塩漬けにして日干しにしたものです。調味漬とは塩分を減少させて、しそ梅や昆布はちみつなどの調味液に漬けた梅干しのことを言います。

調味漬は塩漬に比べ、ナトリウム(塩分)は少ないですが、調味液につけるため、カロリーは高くなります。

梅干し1個(8~15g)分の塩分相当量は、塩漬では約1.8~3.3g、調味漬では約0.6~1.1gとなります。

梅干しの糖質はどのくらい?

梅干し(塩漬) 6.9g
調味漬 18.6g
うめ(生) 5.4g
果実平均 13.5g
全食品平均 18.5g

梅干しの100gあたりの糖質は6.9gです。糖質は炭水化物から食物繊維を引いた式で計算できます。梅干しの炭水化物量は10.5g、食物繊維量は3.6gですので、差し引いた糖質量は6.9gとなります。

果実の100gあたりの平均糖質量は13.5g、全食品の平均は18.5gですので、梅干しの糖質は他の果実の平均と比較してやや少なく、全食品の平均と比較しても少ないことが分かります。

ちなみに、梅干し1個の重さは約8~15gとなりますので、1個分の糖質量は0.55g~1.03程度となります。また、調味漬の梅干し1個(8~15g)分の糖質量は、約1.49~2.79gとなります。

梅干しの糖質は調味漬の方が多く、塩漬けに比べて2.7倍近くも多く含まれています。

他の食品とのカロリーと糖質の比較

上のグラフは梅干しと主なr食品との100gあたりのカロリーと糖質の量を比較したものです。ピンクのグラフがカロリー、ブルーのグラフが糖質量を表しています。

同じ漬物類で比較すると、カロリーは梅干しの方が低く、糖質はキムチの方が少ないですね。

また、調味液に利用されるはちみつはカロリーも糖質も高い水準です。そのため、調味漬の梅干しの方がカロリーも糖質も高くなるのです。

また、乾燥梅も作られていますが、こちらのカロリーや糖質は各メーカーの成分表に表示されていますので、そちらを参考にしてください。

梅干しはカロリーも糖質も低水準 - 塩分の摂りすぎに気を付けよう

こうして見てきましたが、梅干しはカロリー、糖質ともに低水準の食品ということが分かりました。とくに、塩漬の方がカロリーも糖質も低かったですね。

梅干しではカロリーや糖質よりも塩分の方が気になるかもしれません。塩漬けよりも調味漬けの方が塩分量が低いですが、最近は各メーカーから減塩タイプの梅干しが販売されています。

梅干しと言えばクエン酸ですね。炭水化物の代謝を促がしたり、疲労回復に作用してくれます。また夏の暑い時期は汗をたっぷりと掻くので、塩漬けの梅干しを食べるのがおすすめです。

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