じゅんさいにはどのような栄養が含まれており、どんな効能があるのかご紹介していきます。
じゅんさいは、ヌルヌルとした透明な粘液質に包まれた、澄んだ沼や池に生える水草の若芽です。
あまり知られていませんが、じゅんさいは高級食材として扱われており、つるつるプリプリとした食感が特長で、お吸い物や酢の物などとして食されています。
今回は、そんな「じゅんさい」に含まれている栄養やその効能について解説していきます。
目次
じゅんさいの栄養と効能
じゅんさいを食べることで、食物繊維をしっかりと摂ることができます。
食物繊維は、現代人が健康的な生活を送る上で欠かせない「腸の掃除役」。
体内で、糖の吸収を遅らせることや、LDLコレステロールの吸収量を抑える効能がある栄養ですので、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病の予防や改善が期待されています。
また、食物繊維が不足すると便秘になりやすいので、しっかり摂るようにしましょう。
じゅんさいには、緑茶に匹敵するほどのポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールは、強い抗酸化作用があることで、最近はサプリメントなどでも人気の栄養です。
主な効能は、細胞のアンチエイジングやガンの予防効果、目の働きを高める効果、更年期障害を予防する作用などがあります。
細胞をいつでも新鮮に保つことで、いきいきとした毎日をサポートする栄養と言えるでしょう。
じゅんさいには、カルシウムも含まれています。
カルシウムは、骨や歯が丈夫で健康に発育するために欠かせない栄養です。
成長期の子どもだけでなく、女性や高齢の人がかかりやすい骨粗鬆症の防止にも効果があります。
カルシウムの助っ人役である、ビタミンDと同時に摂取すれば、体内吸収率が高まります。
じゅんさいには、カリウムという栄養も含まれています。
カリウムは、体内の余分な水分を排出することでむくみや、むくみによる体のだるさを解消する効能を持つ栄養。
味の濃い食事を好み、塩分過多な食生活になりがちな人は、じゅんさいなどでカリウム多く摂るように意識しましょう。
また、カリウム不足の人は足がつりやすくなるので、きちんと摂取することを心がけましょう。
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