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アトピー性皮膚炎atopic-dermatitis

国民の3割がアトピー性皮膚炎? アトピー性皮膚炎の原因と対策について

アトピー性皮膚炎の原因と対策

アトピー性皮膚炎とはアレルギー性疾患の一つで、皮膚にアレルギー症状が起こるものです。

アトピー性皮膚炎の原因は、まだ解明されていない部分もありますが、皮膚のバリア機能が低下した乾燥状態に、さまざまな要因が重なり起こるとされています

遺伝によりアレルギー体質を受け継いで、アトピー性皮膚炎を発症するとされますが、近年は遺伝以外の生活や環境・食べ物の変化なども要因とされます。

アトピー性皮膚炎の原因は、人それぞれ異なります。今回はそんなアトピー性皮膚炎の原因と対策について紹介します。

ハウスダストが原因によるアトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の原因に、ハウスダストが挙げられます。

ダニやほこりのハウスダスト、ペットの毛などが原因となり、皮膚に不快な症状が出ることがあります。

また、カビも原因とされ、とくにカビの中でもピティロスポルム(マラセチア)というフケの原因菌が、アトピー性皮膚炎を引き起こすとしています。

ピティロスポルムは、誰もの皮膚に存在しますが全ての人がアトピー性皮膚炎やフケを発症するわけではありません。近年は陽性反応が出る方が増えています。

アトピー性皮膚炎の対策は?

掃除によって発生リスクを減らすのが対策の一つ

アトピー性皮膚炎の原因がハウスダストの場合は、掃除で可能な限りリスクを減らすことが対策となります。

ポイントをしぼって掃除をし、とくに部屋の四隅やソファーの下などはホコリが溜まりやすい場所です。また、寝室は1日の3分の1を過ごすため外せないポイントです。

対策として、絨毯はハウスダストの温床になりやすいく、できたら控え防ダニ加工の毛布・タオルケットの使用が望ましいです。また、ダニ除けスプレーなどの使用も効果的です。

家の中をハウスダストフリーにするのは不可能ですが、こまめな掃除や防ダニグッズなどの使用で軽減することはできます。

(ハウスダストの詳しい原因と対策についてはこちら「ハウスダストの原因と対策の知識を得よう」をチェックしてみて下さい。)

食べ物が原因でおこるアトピー性皮膚炎

乳幼児のアトピー性皮膚炎の原因で、一番多いのが食べ物によるものです。

2~3才までの幼児期は、消化器の機能が未熟なためアレルゲンを食べたことでアトピー性皮膚炎を発症しやすいと言われます。

また、離乳食を始めていない赤ちゃんでも、食物が原因によるアトピー性皮膚炎は起こり得ます。

赤ちゃんのアレルギゲンをお母さんが食べて授乳をすることで、赤ちゃんに症状が出ることもあります。

大人になってから発症したアトピー性皮膚炎では、食べ物が原因であることは少ないと言われています。

アトピー性皮膚炎 対策は…

アレルゲンを確認しておきましょう

対策としては、原因となる物質(アレルゲン)を確認しておきましょう。

とくに、お子さんの食物によるアトピー性皮膚炎を疑った時には、アレルギーに詳しいクリニックを受診しましょう。

お子さんが大きくなると症状が治まり、その食べ物が食べられるようになることはよくあります。

アレルゲンを確認して終わりではなく、定期的に受診、検査をするようにするのも対策としておすすめです。

成長が著しい時期なので、勝手な判断によって除去食などの対策を行うと、成長に影響が出ることがあるので注意しましょう。

季節によって悪化するアトピー性皮膚炎

なかには、季節によって症状が出やすい時期があります。

冬に症状が悪化する人が一番多く、空気の乾燥によって、肌のバリア機能が壊されることが原因と考えられます。

夏に症状が悪化する人は、紫外線や自分の汗などが誘因となっている可能性があるでしょう。

他にも花粉がアトピー性皮膚炎の原因となり、顔や首、眼の周りが赤くなったり、かゆくなる場合があります。

その他の身近な要因には、石鹸、洗剤、化粧品に含まれる化学成分や添加物、ウール、デニムなどの線維の太い衣類なども刺激になります。

アトピー性皮膚炎 対策

皮膚の保湿が対策の基本

アレルギー体質を持っている人は、皮膚のバリア機能が低下しやすいので、とくにお肌の手入れに気をつける対策が必要です。

清潔を心がけて保湿を忘れずに行い、石鹸や硬いタオルのなどでゴシゴシと擦るような刺激を与えないようにしましょう。

そのうえで、アトピー性皮膚炎の誘因となる状況を避ける必要があります。

冬の乾燥によってアトピー性皮膚炎の症状が出やすいという人は、冬になる前から皮膚の乾燥対策を欠かさないようにしてください。

暖房器具による更なる空気の乾燥に注意が必要です。皮膚に直接熱があたるのは刺激になります。

夏に悪化しやすいという人は、紫外線対策を怠らないようにして、汗をかいたらできればすぐにシャワーで流すことがベストです。

無理な時は、濡れたタオルで押さえるように汗を拭きます。乾いたタオルでゴシゴシ拭くと皮膚への刺激とかゆみの原因になります。

花粉によってアトピー性皮膚炎が出るという人の場合は、原因となる花粉を調べたうえで花粉症対策もしましょう。

なるべく花粉を家に持ち込まず、帰ったらシャワーで洗い流すのが賢明です

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