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蓄膿症chronic-sinusitis

蓄膿症(副鼻腔炎)の原因と対策を学ぼう

蓄膿症の原因と対策

蓄膿症とは副鼻腔炎とも呼ばれています。

蓄膿症(副鼻腔炎)はその字のごとく副鼻腔に炎症を起こしてしまう症状です。副鼻腔は鼻腔とつながった空洞のことを言い、左右ともに4個ずつあります。

今回はこれら副鼻腔に炎症を起こす蓄膿症について、その原因と対策を学んでいきましょう。

原因① 風邪がきっかけで起こる蓄膿症

蓄膿症の原因の一つは風邪です。

風邪をひいて鼻づまりになることは、よくあることです。鼻の粘膜に細菌やウイルスがくっついてしまい、感染して腫れを起こします。

鼻腔と副鼻腔をつなぐ穴は小さいので、鼻が詰まったり、粘膜の腫れによって塞がれてしまうと、副鼻腔に溜まった膿(うみ)が排出されずに留まってしまいます。

その結果、蓄膿症が発症します。また、排出されない膿は更なる炎症の原因になり、悪循環を生んでしまうのです。

蓄膿症 対策

対策① 風邪による鼻づまりが長引く時には受診をしよう

対策としては風邪による鼻づまりを解消するようにしましょう。

風邪による鼻づまりを放置すると、副鼻腔の出入り口が塞がれたままになりますので、副鼻腔にたまった膿が行き場を失います。

そうなると、鼻や口臭のにおいの原因になったり、集中力がなくなってしまったりします。

風邪による鼻づまりが長引きそうなときは、病院を受診をしてなるべく早くに解消するように努めましょう。

そして何より、風邪にかからないような体力作りが欠かせません。バランスのとれた食事と規則正しい生活、運動によって、免疫力をあげましょう。

原因② 花粉症やハウスダストなどアレルギーにより蓄膿症になる

蓄膿症を引き起こす原因の一つにアレルギーが考えられます。

白血球の一つである好酸球が蓄膿症に関係していると考えられています。

好酸球はアレルギーによって上昇することがわかっていて、花粉症や喘息などのアレルギー疾患を合併した蓄膿症の人が増えていると言われています。

風邪による細菌の鼻水が黄色っぽいものから緑色であるのに対して、好酸球の上昇がある蓄膿症の鼻水は透明でサラッとしています。

蓄膿症 対策は…

対策② 鼻のかみ方や鼻うがいで対策を

鼻腔だけでなく副鼻腔にもアレルゲンは入り込んでしまうので、副鼻腔にも炎症が起こる可能性があります。

したがって上記で説明した通り、鼻がつまっていると、副鼻腔の出入り口を塞いでしまい、悪循環に陥ります。

鼻をかむときに注意をしたいのが、勢いよくかまないということです。片方の鼻は必ず押さえて、片側ずつ優しくかむようにしましょう。

鼻うがいも適切にできれば効果的です。鼻うがいには生理食塩水が好ましいですが、一度沸騰して体温の36度ぐらいに冷ました水に塩を溶かして0.9%の食塩水を作っても行えます。

鼻うがいは1日に1回程度にとどめて、後に鼻の中に余分な水が残らないように気をつけましょう。

原因③ 鼻中隔が曲がっている

蓄膿症を引き起こす原因の一つに、鼻中隔(びちゅうかく)が曲がっている点が挙げられます。

鼻中隔とは鼻を右と左の空洞に分けている間の隔たりを指しますが、この鼻中隔がまっすぐでないと、鼻の通りが悪くなって炎症が起きやすくなると言われています。

鼻中隔が曲がってしまう原因については、生まれつきである場合や、病気や事故によるものが考えられます。

鼻腔の大きさが決定した後でも鼻中隔は成長することがあり、そのために曲がってしまうこともあります。

蓄膿症の対策は?

対策③ 鼻中隔をまっすぐにすると、蓄膿症が軽減する

鼻中隔の曲がりを指摘されても、鼻づまりなど症状が出ていない限りは、蓄膿症の心配は少ないと言えます。

しかし、鼻中隔が曲がると、鼻腔が広くなった側にはより多くの異物が混入してしまうので、結果、炎症が起こりやすくなります。

簡単な手術で軽快することが知られているので、心当たりのある方は医師に相談するとよいでしょう。

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