症状・病気多汗症原因対策
多汗症hyperhidrosis

日本人のおよそ4%!?多汗症の原因と対策について

多汗症の原因と対策

日本人のおよそ4%が、多汗症に悩まされていると言われています。

多汗症は内臓の機能に問題はほとんどなく、特に生命を脅かす病気ではないので、軽く考えられやすい症状です。

ただ、中には人と握手ができなかったり、些細な言葉に傷ついたり悩んでいる人がいます。

今回は、そんな多汗症の原因と対策について紹介します。

原因① 精神的プレッシャー

特に手の平に大量に汗をかいてしまう多汗症の原因は、精神的なプレッシャーと言われます。

人は誰でも緊張すると手のひらに汗をかくものです。

例えば、大勢の人の前で話をする、大事なテストを受ける場合などで、多くの人は身に覚えがあると思います。

しかし、多汗症の人はその症状が特に強く現れます。

手から汗がしたたるほどに出てしまい、手を動かすだけで汗が飛び散ったり、答案用紙や書類などが濡れてしまったりするのです。

何故そうなるのか、はっきりと解明されてはいませんが、交感神経が関係しているのではないかと考えられています。

交感神経の機能が亢進することで、汗を分泌するエクリン線が活性化されて、汗が多量に分泌されると考えられています。

多汗症 対策

対策① 手のひらの多汗症には塩化アルミニウム

手のひらの多汗症対策には、塩化アルミニウムが効果的と言われます。

塩化アルミニウムとは、市販の制汗剤の成分として使われていて、汗腺を閉塞させることで、汗の分泌を抑えるのです。

塩化アルミニウムは皮膚科での処方や、薬局では20%に薄めた塩化アルミニウム溶液を買い求めることもできます。

肌のトラブルが起きることがあるので、脇など皮膚が弱い部位への使用は控えた方が無難です。

効果の出る人が多いとはいえ、全ての人に効果があるわけではありませんので、保険治療としてボトックス注射を検討してみるのも良いでしょう。

ボトックスとは、汗を出す神経伝達物質のアセチルコリンを遮断する働きがあり、半年程度の効果が認められると言われています。

他に、手術をうける方法もありますが、代償性発汗呼ばれる他部位から発汗する副作用も考えられます。

皮膚科の医師と十分に話し合い、自分に合った治療を検討しましょう。

原因② ホルモンバランスの乱れ

多汗症の2つ目の原因には、ホルモンバランスの乱れが挙げられます。

ホルモンの分泌が乱れることで、交感神経も乱れてしまい、その結果、汗が多く分泌されるということがあります。

もともと汗の多い人が思春期に入り、ホルモンバランスが崩れることで、更に汗が多くなることが多いようです。

親に相談しても汗かき体質だと片付けられることもあるようです。

また、自身が気にすることで余計に汗が分泌されるという、悪循環にはまることもあるので気をつけましょう。

多汗症 対策は…

対策② 嗜好品には気をつけよう

ホルモンバランスの乱れが原因で起こる多汗症の対策には、ホルモン分泌の安定化が大切です。

多汗症になるホルモンの分泌を安定させるには、規則正しい生活が一番大切。十分な睡眠を取り、バランスの取れた食事をすることです。

思春期の子供は、クラブ活動や試験勉強などで夜遅くまで起きていることや、ファーストフードなどを食べる機会が増える時期でもあります。

できるだけ早寝早起きの習慣をつけ、食事も朝昼晩の三食に支障が出るような間食は控えなくてはなりません。

また、お酒やたばこにも気をつけましょう。アルコールは汗腺の働きを促進して、汗の分泌を増やします。

また、アルコールを分解して作られるアセトアルデヒドや酢酸は、匂いの強い物質で汗となって体外に排出されるため、体臭の原因にもなります。

タバコもニコチンが視床下部や交感神経を刺激することで、汗の量を増すことが認められています。

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