α-リノレン酸a-linolenic-acid

α-リノレン酸の効果 - 動脈性疾患のリスク軽減に働く脂質

α-リノレン酸の効果と効能

脂肪酸の一種であるα-リノレン酸は、くるみしそえごま油亜麻仁油など植物油に多く含まれる脂質です。

α-リノレン酸は、多価不飽和脂肪酸のオメガ3(n-3)系脂肪酸に分類され、体内で合成ができない必須脂肪酸です。

脂肪酸は、脂質を構成する成分の一つですが、カラダに良い影響を与えてくれる良質の脂質です。

今回は、脂質の一種であるα-リノレン酸の効果や効能、働きなどについてまとめています。

体内でDHAやEPAを合成する - 動脈硬化、高血圧の予防に効果

α-リノレン酸の15%は、体内でEPAに変化したのちDHAに変換します。

DHAやEPAには、血液をサラサラにして血栓を防ぎ、動脈硬化や心筋梗塞予防する効果があり動脈性疾患の予防に有効です。

また、α-リノレンは高血圧を予防する効果にも注目されています。

α-リノレンは、血圧や血液量を調整するホルモンの過剰な働きを抑え、また、血管を拡張させる一酸化酸素やプロスタサイクリンという物質を増やし、血圧を下げる働きをします。

アレルギーの緩和効果 - リノール酸に競合的に働く特質

リノール酸の過剰摂取は、アレルギーを引き起こす要因の一つと言われています

α-リノレン酸はリノール酸に対して競合的に働く特徴があるため、リノール酸を原因とするアレルギー症状を緩和する効能があります。

これは、現代人の食生活が欧米化し、α-リノレン酸が不足、リノール酸を過剰に摂取しているためと言わています。

リノール酸を含むオメガ3系脂肪酸と、オメガ6系脂肪酸の摂取比率は1:4が理想的です。

α-リノレンは熱に弱く酸化しやすい

α-リノレン酸は、酸化しやすく熱に弱い特徴があります。

そのため、火を通さないドレッシングやマリネなどに利用し、早めに使い切るのがおススメです。

ただ、酸化しやすいオイルは、ほかのオイルとブレンドすることで、酸化しにくくなるそうです。

リノレン酸には3種類があり、発見された順に「α・γ・β」が付けられています。α-リノレン酸は、リノレン酸の中で一番最初に発見されたという意味です。

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