グルタミン酸glutamic-acid

グルタミン酸の効果 - うまみ成分と言われるグルタミン酸の働きとは?

グルタミン酸の効果と効能

グルタミン酸は、第5の味覚うま味として発見され成分です。

グルタミン酸は、アミノ酸の一つで体内で作ることができる非必須アミノ酸の一種です。小麦に含まれるグルテンを分解すると生成されため、グルタミン酸と名づけられました。

昆布のうま味成分として有名ですが、その他にも小麦、トマト白菜緑茶、さらに納豆のネバネバの中にも含まれています。

グルタミン酸は、化学調味用としても活躍していますが、料理の味をおいしくするだけでなく、体内でも様々な働きをしています。

今回は、そんなグルタミン酸の効果や働きなどをご紹介します。

アンモニアの解毒効果 - 体外に排出する働き

グルタミン酸は、アンモニアを解毒する効果があります。

グルタミン酸は、酵素の働きによってアンモニアと結びついてグルタミンを合成し、アンモニアを無毒化する働きがあります。

そして、グルタミン酸には利尿作用もあるため、尿の排出を促して体外に排出する効果があります。

疲労回復に効果 - 免疫力を高める効果もあり

グルタミン酸のアンモニアを解毒する効果には、疲労回復にも有効です。

アンモニアが体内に蓄積されると、ミトコンドリアの働きを低下させるため、エネルギー生成が少なくなります。

グルタミン酸がアンモニアを体外に排出するのを促すため、疲労回復に効果があります。

またグルタミン酸は、免疫力や筋肉を強くするタンパク質も構成します。

脳の活性化 - 学習能力、記憶力アップに効果的

グルタミン酸は、脳を活性化する効果があります。

グルタミン酸は、興奮系の神経伝達物質として働く作用があり、脳の働きを助ける5つのアミノ酸の中の一つになります。

そのため、脳を活性化させ学習能力や記憶力のアップに効果があり、さらに認知症の予防にも期待されています。

GABAを生成 - リラックス、ストレスを和らげる効果

グルタミン酸は、リラックス効果のあるGABAを生成する作用があります。

GABAは、脳の興奮を鎮める働きがあり、リラックス効果があります。

グルタミン酸は興奮性で、GABAは反対に抑制性の伝達物質です。

ヒトはストレスなどで興奮しすぎてグルタミン酸が過剰に分泌されると、体内でGABAを生成して興奮を抑えようとするといわれます。

ナトリウムと結びつくことでうま味が増す!

グルタミン酸は、ドイツで小麦粉から発見されたあと、日本でうま味の物質であると分かった成分です。

今では「甘・塩・酸・苦・うま味」の5つの組み合わせですが、発見されるまでは、うま味を除いた4つの味が基本だったそうです。

グルタミン酸はナトリウムと結びつくことでうま味が増し、水に溶けやすくもなります。

今では、グルタミン酸ナトリウムとして化学調味料となり、さらに海外でも「umami」として注目されています。

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