中鎖脂肪酸medium-chain-fatty-acid

中鎖脂肪酸の効果 - カラダに蓄積されにくい油の働きとは?

中鎖脂肪酸の効果と効能

体脂肪が蓄積しにくい油と言われる、中鎖脂肪酸。

中鎖脂肪酸は、ココナッツオイルやパーム油、牛乳などに含まれる飽和脂肪酸の一種です。また食品以外では母乳にも含まれる成分です。

中鎖脂肪酸は「カラダに脂肪が蓄積しにくい」油として、特定保健用食品(トクホ)に認定されている商品もあります。

今回は、中鎖脂肪酸の効果や働きについてご紹介します。

脂肪の蓄積を抑制する効果 - 素早くエネルギーに変わる働き

中鎖脂肪酸には、脂肪がカラダにつきにくい効果があります。

中鎖脂肪酸は、肝臓で素早く分解されエネルギーとして利用されるため、カラダに脂肪が蓄積しにくい効果があります。

そのため、中鎖脂肪酸は体脂肪になりにくい油です。

中鎖脂肪酸は、エネルギー源となるブドウ糖が体内にある場合でも、肝臓で効率よくケトン体を合成し脂肪の燃焼を促進します。さらに、通常の油に比べ5倍も速く分解されエネルギーとなります。

その他、中鎖脂肪酸には、体脂肪・内臓脂肪ともに減り、体重やウエストも減少するという結果も出ているそうで、ダイエットにも有効です。

一般的な油(長鎖脂肪酸)は、脂肪として体内に吸収されさまざまな器官に運ばれます。必要に応じでエネルギーになるため、中鎖脂肪酸と比べると脂肪がカラダに蓄積されやすい特徴があります。

認知症の予防に注目 - 記憶の低下を抑制

中鎖脂肪酸には、認知症の予防に効果があります。

アルツハイマーの方の脳では、ブドウ糖をうまく取り込めず、上手に利用できないことが明らかになりました。

さらに、肝臓から合成されるケトン体は、ブドウに替わり脳のエネルギー源として利用されることも分かったそうです。

また、中鎖脂肪酸を摂取することで、記憶力の低下を抑制する効果もあり、認知症の予防に有効として注目されています。

糖尿病の予防 - 中鎖脂肪酸には、糖尿病の予防に効果があります。

中鎖脂肪酸には、糖尿病の予防に効果があります。

中鎖脂肪酸は、肝臓でケトン体を合成しエネルギーとなります。そのため、体内でブドウ糖が過剰に増えず、血糖値の調整を助ける働きがあるため、糖尿病の予防に効果的です。

通常、ブドウ糖がなくなるとブドウ糖の替わりに脂肪からケトン体を作りますが、中鎖脂肪酸は体内にブドウ糖があっても、効率よくケトン体を合成する事ができます。

さらに、中鎖脂肪酸には、糖尿病を予防すると言われているホルモン「アディポネクチン」を増加させる効果があります。

アディポネクチンは、脂肪細胞から分泌されるホルモンで、糖尿病予防の効果だけでなく、動脈硬化などの生活習慣病の予防にも注目されています。

持久力のアップ - 運動の質に合わせてエネルギー源が替わる

運動時のエネルギー源には、糖質と脂質が半々で利用されます。

中鎖脂肪酸は、軽度の運動時に脂肪の燃焼を高め、糖質の利用を減少させる働きがあります。

そして、激しい運動では糖質の消費量が高まるため、持久力がアップすると考えられています。

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