腹式呼吸の効果

健康習慣腹式呼吸効果
腹式呼吸abdominal-breathing

腹式呼吸の効果と効能 - 呼吸をするだけなのに自律神経が整えられる!?

腹式呼吸の効果

お腹を膨らませて呼吸をする、腹式呼吸。

呼吸には、「腹式呼吸」と「胸式呼吸」の2つがあります。この2つの違いを簡単に説明すると、呼吸時にお腹が動くか、胸が動くかです。

以前「忘れがち! 深呼吸がもたらす4つのすごい効果と効能」で、呼吸の効果について紹介しましたが、現代人は全体的に呼吸の浅い、胸式呼吸になっていると言われています。また、女性は胸式呼吸で、男性は腹式呼吸が多いとも言われています。

たかが呼吸と思われるかもしれませんが、腹式呼吸にはダイエットのサポートに加え、老化予防や免疫力アップなど、健康に関わる効果が期待されています。

今回は、腹式呼吸がどのような効果をもたらすのかをご紹介します。

腹式呼吸とは - 腹式呼吸のやり方

腹式呼吸とは、お腹を膨らませる呼吸法です。

腹式呼吸は胸を膨らませずに、お腹(横隔膜)を膨らませながら呼吸をします。一方、胸式呼吸は、呼吸時に胸が広がり助骨や肩が動きます。

また、腹式呼吸と胸式呼吸では、息の吸い方と吐出し方にも違いがあります。腹式呼吸は鼻から吸って口から吐くのに対して、胸式呼吸では鼻から吸って鼻から吐き出します。また、腹式呼吸は吐く方に、胸式呼吸は吸う方に意識をします。

普段から胸式呼吸になっている方は、意識をしないと腹式呼吸ができなくなっています。少し難しく感じるかもせれませんが、慣れてくると簡単にできるようになります。

腹式呼吸のやり方は、鼻で大きく空気を吸い込みながら、お腹を膨らませます。そして、ゆっくりと口から息を吐き出しながら、お腹をへこませていきます。

ポイントは、ゆっくりと呼吸し、胸や肩が動かないように意識をします。

自律神経を整える効果 - 副交感神経を優位にしてリラックス

腹式呼吸には、自律神経のバランスを整える効果があります。

自律神経は、呼吸、内臓の働きや消化、排便、体温調整や発汗、血流など、自分の意志とは関係なくカラダの機能をコントロールする神経です。

そして、呼吸は唯一自分の意思で自律神経をコントロールできる行動です。なかでも、腹式呼吸には副交感神経の働きを優位にすることができます。

副交感神経が優位になることで、リラックスストレスの緩和に効果があり、質の良い睡眠にもつながります。そして、睡眠中は腹式呼吸になっています。

ストレスが溜まると交感神経が優位に働き、常に興奮した状態ですからカラダが休まりません。お昼休みでは腹式呼吸を取り入れて、心身ともにリフレッシュするのもいいかもしれませんね。

血流のアップ効果 - 内臓の機能向上、冷え性の改善にも有効

腹式呼吸には、血行を促進する効果があります。これもまた、副交感神経を優位にする働きによるものです。

腹式呼吸によって副交感神経の働きが高まると、筋肉の緊張が解けて筋肉が緩むため、血管が拡張して血液の流れが促されます。

血流が良くなるとともに、お腹を動かすことで内臓が刺激されるので、内臓の働きが良くなります。

また、血行不良からくる冷え性肩こりの改善にも効果的です。デスクワークが多い、カラダが冷えやすいという方は、血流をアップする方法の一つに、腹式呼吸を取り入れみましょう。

ダイエットのサポートにも効果 - 基礎代謝のアップ

腹式呼吸には、ダイエットのサポートにも効果があります。

腹式呼吸は、横隔膜や腹横筋などのインナーマッスルを動かします。呼吸によってお腹の筋肉が刺激されるため、お腹周りを引き締める効果があります。

また、腹式呼吸を繰り返すことでインナーマッスルが鍛えられるので、基礎代謝が上がり痩せやすい体を作るのにも有効です。

そして、腹式呼吸は酸素を多く体内に取り込むため、有酸素運動と同じような効果が得られ、体脂肪の燃焼にも効果的です。

脳の活性化にも効果あり - 集中力のアップ、頭痛の改善にも

腹式呼吸には、脳の活性化にも効果があります。

腹式呼吸は体内に大量の酸素を取り込み、脳の血流を促進させて脳を活性化させる効果があります。集中力のアップとともに、頭痛の改善にも有効です。

呼吸が浅いと体内で酸欠状態となるため、頭がぼーっとしたり、頭痛の原因にもなるからです。

これは、常にマスクをしている方にも言えます。マスクをしていると酸素を取り込む量が少なくなります。なるべくマスクはせずに、腹式呼吸でたっぷりの酸素を体内に取り入れるのがおすすめです。

免疫力のアップにも効果的 - リンパの流れも改善

腹式呼吸には、免疫力を高める効果もあります。

一つは、自律神経が整うことで免疫システムが正常に働きます。

そして、もう一つは、お腹は免疫細胞が集まる場所ということです。腹式呼吸でお腹を動かすことで、血液やリンパの流れが良くなり免疫力が高まります。

体内を流れるリンパ液の約7割は、お腹にあるそうです。リンパの流れを良くするには、食後2~3時間後に横になって腹式呼吸をするのが効果的です。免疫力を高めるとともに、リンパの滞りを解消してむくみの改善にも効果的となります。

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