時計遺伝子とは

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時計遺伝子clock-gene

時計遺伝子とは?

時計遺伝子とは、明確な分類基準による定義はされていませんが、生物における体内時計を司る遺伝子群です。

多くの生物の活動は、1日に訪れる昼間の日照と夜間の暗闇によって、パターンが確立されています。

地球上に暮らす全ての動植物に時計遺伝子が備わっていると、言っても過言ではありません。その発現サイクルは、地球の1日、つまり24時間の周期となっています。

例えば、人間の場合は時計遺伝子の働きのおかげで、朝はきっちりと目覚め、昼から午後にかけては活動し、夜は活動が鈍り休息する、というパターンが確立されています。

ですが、大きい時差がある海外へ渡航すると、いわゆる時差ボケという不快な症状が発生します。これは時差により、時計遺伝子の働きに混乱が生じるため、適応するまでに時間を要するからです。

人間は昼夜の時間感覚を、主に目で感知しています。目からの刺激は視床下部の視交叉上核が受取り、各細胞の時計遺伝子に伝達されます。

視交叉上核は、体調や正しい生活リズムを司る自律神経に関係しています。時差によって、目から受け取る時間感覚にミスが生じると、自律神経の働きも乱れます。その結果、寝不足や時差ボケに繋がることになります。

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