インナーマッスルとは、体の奥深くにある筋肉を一まとめにした呼び名です。
アウターマッスル(表層筋)に対し、深層筋という名前で呼ばれますが、インナーマッスルとは直訳で内側の筋肉、英語ではディープマッスルにあたります。
インナーマッスルは、私たちが意識しない姿勢の細かな調節や関節を正常な位置で保つ働きを持っています。
ダイエットの面では股関節・腹筋などのインナーマッスルに注目されがちな傾向がありますが、腕や肩にもインナーマッスルが存在しています。
インナーマッスルのトレーニングは一般人や高齢者に最適で、体の機能を維持したりダイエットなどを目的とした鍛え方が中心です。
従って、負荷が然程かからない体勢・動きをゆっくりと繰り返すトレーニングを基本としています。
1セットで繰り返す回数の目安は20回から30回程度、セット数は通常の筋力トレーニング同様2セットか3セット程度ですが、体質や鍛えたい筋肉の場所などにより違いがあります。
インナーマッスル(体幹)のトレーニングは、通常の筋力トレーニングと共に行うとさらに効果的になります。