精油とは

精油essential-oil

精油とは?

精油とは植物の花や葉、茎や根から抽出した天然の芳香成分です。

この液体には、多くの成分を含んでいます。精油というよりもエッセンシャルオイルという名称でも知られています。

精油は、アルコールや油脂に溶けやすい性質を持っているので「油」、という字がついていますが、実際には油ではありません。

精油の特徴は、少量を採取するために多くの植物が必要だという点です。たとえばラベンダー1kgに対して、ラベンダーの精油はたった6mlほどしか取れず、希少性の高いものになります。

精油の主な利用方法としては、香りによる心身への作用、細菌やウイルスへの作用となります。

人間には五感がありますが、その中でも嗅覚は大脳辺縁系という食欲や快・不快、恐怖といった人間の本能の部分と直接繋がっています。そのため、精油の香りを嗅ぐことで、大脳辺縁系に直接インパクトを与えることがでるため、リラックスしたり元気になったりすることができるのです。

精油は直接人間の不調を改善するというよりは、その人の持つ自然治癒力を高めることができるものだといえます。

また、精油はもともと植物が害虫が寄ってこないようにするために生成したもののため、害虫やウイルスが近寄ってくるのを防ぐ効果が期待できるといわれています。

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