遠赤外線とは

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遠赤外線とは?

遠赤外線とは、電流が流れた時に発生する電磁波の一種です。

電磁波は、波長によっていくつかの種類に分けられます。ガンマ線・X線・紫外線・マイクロ波などは、人体に悪影響を及ぼす電磁波です。

一方、可視光線・赤外線は人体にとって安全で有効な電磁波です。遠赤外線は、赤外線の中でも波長が長い部分の電磁波を指します。

遠赤外線の特徴としては、温める効果があります。有機体である人体は遠赤外線を吸収し、遠赤外線は水分の分子活動を活発にします。その結果、体が温まり、体温が上昇します。

温めるだけなら、マイクロ波や、波長が短めの近赤外線もあります。しかし、マイクロ波を直接浴びると、細胞や遺伝子を破壊されてしまうことがあります。近赤外線は人体に有効な電磁波ではありますが、遠赤外線の方が人体の波長に近く、高い効果が期待できます。

体温を上げると、人体にどのような影響があるのでしょうか。体が温まると血行が良くなり、老廃物の排出が促され、免疫力も上がります。肩こりや腰痛が解消され、肌の状態が良くなるなど、美容と健康全般に効果があります。

体温を上げるならサウナも有効ではあります。しかし、サウナは周囲の温度を上げて体を温めるので、息苦しく感じたり、頭がのぼせたりします。また、体力を使うため子供や高齢者には向きません。

遠赤外線は体の中に吸収して体温を上げるので、息苦しくならず、体への負担もそれほどありません。

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