難消化性デキストリンとは

健康・美容 用語集 > 難消化性デキストリン
難消化性デキストリンindigestible-dextrin

難消化性デキストリンとは?

難消化性デキストリンとは、デンプンが由来の水溶性食物繊維です。

難消化性デキストリンは、とうもろこしのでんぷんから作られた食物繊維です。日本人の食生活が欧米化し、食物繊維の摂取量が少なってきたため、不足を補うために作られました。

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があり、栄養素として吸収はされませんがどちらも体には必要です。特にお通じをよくするためには不溶性も水溶性も必要となります。

不溶性食物繊維は、便の量を増やす作用があるのですが、便の量が増えただけでは排出が難しいのです。水溶性食物繊維は、便に水分を与えてやわらかくする作用があります。また、食物繊維には腸内細菌の餌となったり、腸を刺激し、便意を促すことが出来ます。

難消化性デキストリンの効果には、血糖値の上昇を抑えたり、脂肪の吸収を穏やかにする働きや、内臓脂肪を減らしたり、ミネラルの吸収を助ける作用があります。

また、難消化デキストリンはトクホに認められた成分です。その作用は、上記の中でも、整腸作用、食後の血糖値の上昇抑制、食後の中性脂肪の上昇抑制です。

このような作用によって、難消化性デキストリンはダイエットにも効果的な成分といえます。難消化デキストリンを配合した商品には、ウーロン茶緑茶、コーラや炭酸水、そして、ノンアルコールビールまでにも含まれています。

難消化性デキストリンは水溶性の食物繊維です。そのため、摂取し過ぎるとお腹が緩くなる場合があります。1日の摂取目安量は20グラム前後なので、お腹が弱い人は摂り過ぎないように注意してください。

関連コンテンツ

関連記事