血小板とは

血小板platelet

血小板とは?

血小板とは、血液に含まれる成分の一つで、血管が損傷にしたときに出血を防ぐ作用があります。

そのため、血小板が少ないと出血時に、なかなか血が止まらなくなります。擦り傷程度あれば大きな問題になりませんが、傷口が大きかった場合には命に関わる重大な問題となります。

血小板は、大量に出血した時などは一時的に減少し、時間が経つにつれて徐々に回復していくものです。ですが、通常時に少ない場合は異常が発生している状態です。

血小板は少ないと命に関わりますが、多い場合にも問題があります。血液を凝固させる作用があるため、多すぎると血液が固まりやすくになり、血管がつまってしまいます。

そのような状態は血栓症と呼ばれ、脳で発生すると「脳梗塞」、心臓で発生すると「心筋梗塞」になります。どちらも治療が遅れると命に関わる重大な病気です。

血小板が多くなる理由は、骨髄などの問題の他、体質による場合もあります。血小板の増減には骨髄の病気などのように、専門の治療が必要な場合もあれば、食べ物によってもコントロールできる場合もあります。

日常生活を送っている上では、なかなか自分では増減の判断が難しいため、定期的に健康診断を受け、基準値に異常がある場合は早めに医師の診断を受け対処することが大切です。

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