希少糖とは

希少糖rare-sugars

希少糖とは?

希少糖とは、50~60種類程度の単糖・糖アルコールの総称です。自然界に存在量の少ないことが特徴です。

人体に好影響を与える希少糖に関しても活発に研究が行われています。例えばDプシコースは、0カロリーとして注目されています。

エリスリトールも希少糖の一つで、摂取後の血糖値の上昇を抑える効果や、インスリン分泌を促さないという効果も持っています。

この2つの糖は、いずれも通常の砂糖の70%に及ぶ甘味を持つという点が共通しています。希少糖の中で血糖値の上昇をを抑えるものは、他にもLアラビノースやDキシロースがあります。

パンやビール緑茶などに含有されているLアラビノースは、砂糖の50%ほどの甘味があることも知られています。

希少糖は、1852年のLソルボースの発見を機に研究が開始されました。それまでL型糖は未発見であったため、Lソルボースの存在は一旦は疑われていました。1896年にD型糖のDソルビトールを発酵させることで、Lソルボースに変換できるという事実が発見されたため認められました。

日本の香川大学では希少糖研究センターを設立し、希少糖に関する幅広い研究を行いながら普及にも力を入れています。現在流通している希少糖の中では、100%希少糖であれば、粉末タイプの商品として展開されています。

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