反復運動とは、同じ動きを繰り返し行う動作のことです。
一番簡単な動作としては、ガムを噛むことです。同じリズムをカラダに刻むことで、癒しや集中効果が期待できます。
その他としては、ウォーキングやジョギング、スクワットや踏み台昇降、階段の上り下りなどです。これらの反復運動をリズムよく無心に行うことで、血流が良くなる他に脳内にセロトニンが分泌されます。
セロトニンが不足してしまうと小さなことでもくよくよしたり、気持ちが落ち着かず鬱傾向に陥ったり、眠りが浅くなり日々の生活に支障をきたすことにもなります。
反復運動は、始めてから約5分後くらいから少しずつ活性化され始め、15~30分くらいにピークを迎えると言われています。
反復運動を行うときに大切なのが呼吸です。「すっすっ、はっはっ」とリズムよく2回ずつ吸って吐くことを意識することで、さらに効果的にセロトニンを増やすことができます。
このセロトニンは、分解されると「メラトニン」という物質に変わります。メラトニンは快眠物質と言われています。セロトニンとメラトニンのリズム良い変換が、快適に眠る大切な要素です。
セロトニンは、自律神経を整えてくれる大きな役割りを担っていますので、できるだけ多くの反復運動を行うことが、快適に暮らすために必要です。日常的になるべく反復運動を取り入れましょう。