スマホ老眼とは

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スマホ老眼smartphone-presbyopia

スマホ老眼とは?

スマホ老眼とは、スマートフォンなどを長時間にわたり使用することで、老眼と同じような症状を発症することです。

スマホ老眼は、「手元が見にくい」、「夕方や薄暗いところで物がみづらい」といった、老眼と同じような症状がでます。

本来、老眼は加齢により40代以降ぐらいから発症する老化現象で、眼のピント調節機能が衰えくる、目の老化です。

目は、レンズの様な働きをする「水晶体」と、その周囲の筋肉である「毛様体筋」が、厚みを変化させてピント調節しています。老眼は、このピント調節機能が低下し、うまく調節できなくなるために起こります。

そして、これと同じような状態になるのがスマホ老眼です。 スマホ老眼でのピント調整能力の低下は、明るいスマホの画面を長時間見ることにより、眼が酷使されるためで、年齢に関係なく起こります。

また、スマホ老眼の場合は明るい画面を見るために、毛様体筋だけでなく、光量を調節する「虹彩筋」にも負担がかかります。

また、スマホ老眼の怖いところは、集中力の低下やイライラしたり、肩こりや頭痛など、他の症状の引き起こす原因にもなります。

スマホ老眼の予防策としては、まずは、一時間見たら10〜15分休憩し、長時間の使用を避けることです。そして目の負担を軽減するために、眼から40cm以上は離して使用するのが推奨されています。

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