特定保健用食品とは

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特定保健用食品(トクホ)とは?

特定保健用食品とは、健康を保つ効果や効能などが期待できる成分を使用した食品(製品)のことで、一般に「トクホ」呼ばれています。

特定保健用食品は、消費者が目的に合った信頼できる商品を選ぶことができます

特定保健用食品の有効成分は科学的に実証され、製品ごとに効果や安全性の審査を受け、消費者庁の許可を得た製品のみ、適合マークを使用できます

国から機能表示が許可されているので、有効成分を使用した製品のラベルには、栄養成分の名前・効果や効能を表示することができます。

トクホとして販売されてるものは、ヨーグルト乳酸菌飲料・お茶類・コーヒー・食用油・ガムなどで、近年ではノンアルコール飲料もあります。

有効成分には、キシリトール・オリゴ糖・ビフィズス菌・茶カテキンや難消化性デキストリン(食物繊維)・ゴマペプチドなど。

機能表示は「歯を丈夫で健康に」「おなかの調子を整える」「血中中性脂肪・体脂肪が気になる人」「血圧が高めの人に」などが挙げられます。

特定保健用食品は条件によって4種類、マークも条件付きと書かれたものとないものの2種類があります。

「個別許可型」
最も厳しく、商品ごとに個別審査を行い有効・安全性・表示通りの成分量などが認可されたもの。

「規格基準型」
個別審査せず、複数の企業が許可を取得、最初の認可から6年間健康被害がないなどの規格基準をクリアしもの。

「疾病リスク低減表示」
含まれた成分に病気のリスク低下の効果がある。薬ではないので病名・病状改善の表示は無理ですがカルシウムと葉酸だけは可能です。

「条件付き」
トクホが求める有効性に達しないが、カラダに一定の効果がある。

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