セラピーとは、心や体に働きかけ、人が生まれながらにもつ自然治癒力を促して、心身の状態を好転させることが目的になります。
セラピーは、病気や症状に対して薬や手術を使用する「医療」とは違います。セラピーでは薬を用いることなく、様々な技術や道具の力を借りながら、心と身体をケアします。
セラピーは、心理療法、理学療法、サイコセラピー、指圧療法、フィジオセラピーなどのように、用いられます。
また、日本にはたくさんのセラピーがあり、主な種類としては、植物の成分を利用する芳香療法の「アロマセラピー」、色彩心理学を利用する色彩療法の「カラーセラピー」。
芸術を通しカウンセリングを行う芸術療法の「アートセラピー」、動物と一緒に治療を行う動物療法の「アニマルセラピー」、足の裏を中心にマッサージをするリフレクソロジーなどがあります。これら以外にもセラピーは数多くあります。
また、それぞれのセラピーは、理論やツールのちがいによって、さらに細かく枝分かれしているのが特徴です。
例えば、カラーセラピーの中でも「オーラソーマ」、「オーラライト」などのカラーボトルを使用したセラピーや、ぬりえや色えんぴつ、カラーカードなどを使ったセラピーなどがあります。
カラーセラピーと一言でいっても、色を用いたセラピーの全般が含まれていることから、セラピーには多種多様なものが発展しています。