寒天とは?寒天の意味と概要について解説します。

食品・食材寒天寒天とは
寒天agar-jelly

寒天の概要

名称 寒天 学名 Gelidium elegans Kützing(天草)
別名 -
分類1 藻類 分類2 テングサ科テングサ属
原産地 - 主な産地 北海道西岸,本州,四国,九州など

寒天とは?

寒天は、テングサと呼ばれる海藻を材料にした加工品です。

寒天

寒天とは、天草を煮溶かし粘液質固めた後に凍結、乾燥させたもので、80%以上が良質な食物繊維でできている食用ゲルの材料です。形状は粉末や固形、フレークなど様々なものが販売されていますが、溶解性や均一性、用途によって使い分けられています。現在では、オゴノリなどの紅藻類なども利用されています。

食用ゲルの材料として似ているゼラチンとの違いは、まず寒天は海藻の植物性なのに対し、ゼラチンは牛や豚の骨や皮のコラーゲンから抽出したものと、原料に科学的な大きな違いがあります。

さらに固ま温度も大きく違い、寒天は90℃以上にならないと溶けませんが、その後は40~50度で固まり、固まった後は70℃以上にならないと溶けません。一方、ゼラチンは50~60℃で溶けた後、20℃以下でしか固まらず、固まった後も25℃以上の環境では溶け始めます。

そのため、ゼラチンを使ったお菓子はババロアやゼリーと言った要冷蔵の洋菓子が多く、寒天は温度変化に強い性質なので、水ようかんや杏仁豆腐などの常温で販売可能な和菓子などの材料として使われています。

お菓子の材料としての活用法以外にも、寒天自体にほぼカロリーがないことや、腸内において糖や油の吸収を妨げる働きがあることなどからダイエットや健康食品としても大きな注目を集めている食品です。

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