ハスカップの効能と含まれている栄養についてご紹介します。ブルーベリーのような甘酸っぱさが特徴のハスカップ。
収穫期間が短い上に、生のままでは保存が難しいことから「幻の果実」とも呼ばれています。
ハスカップの名前は、枝の上にたくさんなる物という意味のアイヌ語「ハシカプ」から由来しています。
では、ハスカップにはどんな栄養が含まれていてどんな効能があるのか、その秘密を紐解いていきましょう。
目次
ハスカップの栄養と効能 一覧
ハスカップの栄養には、アントシアニンが豊富に含まれています。
ポリフェノールの一種であるアントシアニンは、視力の低下を予防する効能があります。また、白内障や緑内障といった眼病の予防や、眼精疲労の回復にも効能があるとされています。
さらには、メタボリックシンドロームを改善する効能があるなど、健康な生活に欠かせない栄養です。
ハスカップやブルベリーなどに含まれるアントシアニンは抗酸化作用もあるため、生活習慣病やアンチエイジングにも有効です。
ハスカップには、鉄分も多く含まれています。
鉄分は血液中に多く存在していて、赤血球内のヘモグロビンの材料となる効能を持つ栄養素です。
鉄分が不足すると貧血になるだけでなく、全身に酸素を運ぶ力が無くなって倦怠感が強くなったり疲れやすくなったりするので注意しましょう。
成長期の子どもや女性は特に鉄分が不足しがちなので、意識して摂りたい栄養です。
ハスカップの栄養には、カルシウムも含まれています。
カルシウムには、成長期の骨や歯の育成だけでなく、骨を丈夫にして骨粗鬆症を防ぐ重要な効能があります。
また、神経の興奮を抑えたり、筋肉の正常な収縮を促したりする効能も覚えておきたい点です。
ハスカップ以外にはチーズやヨーグルトにも含まれています。ハスカップは手に入りにくいのでさまざまな食品からも摂っていきましょう。
ハスカップには、ビタミンCが含まれています。
ビタミンCはアントシアニンと同様、強力な抗酸化作用によりアンチエイジングや美肌作りの効能が期待できる栄養。
また、ストレスを抑制するホルモンの合成に関わるので、現代人には欠かせない成分と言えるでしょう。
喫煙習慣がある方はビタミンCが壊れやすくなっています。ビタミンCを含む食品やサプリメント等で、毎日摂ることを意識していきましょう。
あまり馴染みのない果物であるハスカップ。聞いたこともなく、食べたこともないという人も多いのではないでしょうか。
実はハスカップは北海道で生産される果物で、生産シェアはなんと北海道が100%!
ハスカップを使ったジャムやお菓子は、その甘酸っぱいおいしさで、北海道土産としても大人気です。
フレッシュなハスカップに馴染みがないという方は、ジャムやお菓子などのハスカップの北海道土産から楽しんでみてはいかがでしょうか?
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