イラン原産のジャスミンがシルクロードを経て中国に渡り、その芳醇な香りをお茶に取り入れる技法が確立されたのは、明の時代のことです。
中国を代表するお茶の1つであるジャスミン茶には、香りだけでなくさまざまな効能があります。
「おいしく飲んで、心も身体もきれいになる」魅力いっぱいのジャスミン茶がもたらす効能や効果は、特に注目したいものばかりです。
ジャスミン茶が愛される一番の理由は芳醇でエキゾチックなその香り!
ジャスミン茶特有のこの香りは、「ベンデルアセテート」という香り成分によるものです。
その効能は高く、気分を高揚させたり、イライラや緊張などを静めたりするなど、ストレスから解放してくれる効果があります。
ジャスミン茶は、女性のホルモンバランスを調整する効能があります。
ホルモンバランスの乱れによる肌トラブルや体重の変動などにお悩みの女性にはうってつけです。
とくにホルモンバランスが乱れがちになる生理前後には、ジャスミン茶を飲んで乱れを最小限に抑えたいですね。
テアニンは、お茶に多く含まれるうま味成分の一種で、集中力アップに効果があります。
集中力を上げるためにはストレスを緩和し、意欲を上げる必要があります。
テアニンはこれらの効果も持ち合わせているため、集中力のアップに効果があるのです。
ジャスミン茶に含まれるミネラルには、カラダの免疫力や抗酸化力を向上させる効果があります。
ミネラルの中でも、とくに亜鉛は細胞分裂に必要な要素。
不足すると免疫細胞の成長に影響を与えてしまい、免疫力低下につながってしまいます。
沖縄の方々に愛されている「さんぴん茶」。
さんぴん茶は沖縄のコンビニや自動販売機でも多く売られているため、沖縄に行かれたことのある人にもお馴染みの飲み物ではないでしょうか?
実はこのさんぴん茶、ジャスミン茶と同じものです。
こってりとした味付けのものが多い沖縄料理には、口の中をさっぱりとさせてくれる効能のあるさんぴん茶は相性ピッタリですね。
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