レンコンに含まれている栄養と期待できる効能5つをご紹介します。レンコンは10個ほどの穴が空いていて、「先を見通せる」という意味合いから縁起物として料理に使用される食材です。
秋から冬にかけての旬のレンコンは、煮物やお正月のおせち料理などとして馴染み深いですね。
シャキシャキとした食感が楽しめるレンコンの、栄養と効能について詳しくご紹介します。
目次
レンコンの栄養と効能 一覧
レンコンにはビタミンCが豊富に含まれていて、その量はなんとレモンの1.5倍といわれています。
ビタミンCは体内で作ることのできない栄養素で、コラーゲンの合成には欠かせないものなので食事から補う必要があります。
そんなビタミンCはメラニンの生成を抑え、しみやそばかすを予防する効能があります。同時に免疫力を高める効果があり、風邪やがんの予防にも期待できます。
レンコンに含まれるカリウムは、カラダに必要なミネラルの1つです。
カリウムはナトリウムの排出を促して血圧の上昇を緩やかにして、高血圧やむくみを予防する効能が期待できます。
また、カリウムは筋肉の収縮をよくする作用があるので、不足すると痙攣などを引き起こすことがあります。しっかり補ってカラダの調子を整えましょう。
ちなみにカリウムを多く含む食品はレンコン意外に、アボカド、ほうれん草、梅干し、納豆などがあります。
レンコンに含まれる食物繊維は水に溶けにくい不溶性です。
レンコンに含まれている不溶性食物繊維は、腸内の運動を盛んにして便通を促す作用があるため、便秘の予防に効能があります。
これにより腸内の発がん物質も一緒に排泄するので、大腸がんの予防にも効能があります。
また、食物繊維にはコレステロールの吸収を抑制する効果、急激な血糖値の上昇を抑える働きなども期待できます。
レンコンにはタンニンと呼ばれるポリフェノールが含まれています。これはちょっと意外な栄養素ですね。
レンコンを切った時に黒く変色するのは、ポリフェノールが含まれている証拠です。
タンニンは抗酸化作用や殺菌作用、止血や鎮痛作用などの効果が期待できます。また、タンニンには下痢の緩和や改善などの効果も報告されています。
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