ライスミルクの栄養と効果をご紹介します。お米から作られる植物性のミルク「ライスミルク」。
日本ではまだあまり馴染みのない飲料ですが、ライスミルクは豆乳やアーモンドミルクに続く「第三のミルク」として注目されています。
「お米のミルク」と呼ばれるその名のとおり、お米(玄米・白米)とお水でできていて、ほんのり甘く牛乳よりあっさりした味がします。
植物由来のライスミルクは、健康や美容への意識の高い方や、ベジタリアン、牛乳のアレルギーをお持ちの方などに、牛乳の代替品として広がりつつあります。
まだまだ知られていない、ライスミルクに含まれる栄養や健康効果についてご紹介していきます。
目次
ライスミルクの栄養と効果
玄米から作られるライスミルクは、血糖値の上昇を緩やかにすることから「低GI食品」として注目されています。
GI(Glycemic Index)は、炭水化物が分解され、糖質に変わるまでの速度を表す値です。
そのため、血糖値の上昇を緩やかにし、満腹感を持続させて食べ過ぎを防ぎます
特に玄米ライスミルクはGI値が低いことから、体に脂肪をつきにくくする働きがありダイエットに最適と言えます。
玄米から作られたライスミルクには、ビタミンB1が豊富に含まれています。
ビタミンB1は、炭水化物(糖質)をエネルギーに変える重要な栄養素で、神経が集まる脳に栄養を送り、神経や筋肉を健康に保つ働きがあります。
仕事や勉強に集中したいとき、またはイライラした時は温めたライスミルクが効果的です。
食材の中でも豚肉、うなぎに続き、玄米はビタミンB1を豊富に含みます。
ライスミルクには、ビタミンB2も豊富に含まれています。
ビタミンB2は、三大栄養素の脂質・糖質・タンパク質をエネルギーに変える上で欠かせない栄養です。
また、皮膚や粘膜、毛髪、爪などを健康に保つ働きもあり、美容にも効果的です
ライスミルクには、ビタミンEも豊富に含まれています。
ビタミンEは抗酸化作用のある栄養で、シミやしわの原因となる活性酸素を除去し、メラニン色素の生成を抑制する働きがあります。
美肌効果に加え、ホルモン分泌を促す効果もあるため、特に女性にはうれしい栄養素です。
ライスミルクに含まれるセレニウムは、セレンとも呼ばれ、抗酸化作用の高さが特徴的な栄養です。
その抗酸化作用の高さは、ビタミンEの60倍もあるとされています。
また、最近では、白髪や抜け毛はセラニウム不足が原因のひとつとされ、美しい黒髪を保つためには、セラニウムの摂取が欠かせません。
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