おかひじきの栄養と効能についてお伝えしていきます。おかひじきは、シャキシャキとした歯ごたえと食感が特徴的な野菜。
陸地に生えながらも海藻のような見た目をしていることから、その名が付けられました。おひたしや和え物、炒め物などとして幅広く調理されています。
今回は、おかひじきに含まれる栄養や効能についてお話をします。
目次
おかひじきの栄養と効能
おかひじきには、カリウムが豊富に含まれています。
おかひじきに含まれているカリウムは、体内の余分な水分を排出する役割がある栄養素です。
普段からむくみやすい体質だったり、むくみが気になったりするときはカリウムを摂ることを心がけましょう。
また、カリウムは血圧を上げる原因となるナトリウム(塩分)の排出を促すので、高血圧の予防にも効能があります。
おかひじきには、カルシウムも含まれています。
カルシウムは、健康で丈夫な骨と歯のためには欠かせない栄養です。
さらに、神経の興奮を抑える効能があるので、イライラしがちな人にとってもおすすめの栄養と言えます。
現代人に不足しやすいとされている栄養なので、積極的に摂取するようにしましょう!
おかひじきは、マグネシウムが多いことも忘れてはいけません。
マグネシウムは、体内でのエネルギー代謝時に補酵素としてサポートします。
また、カルシウムと同じく骨を形成するほか、カルシウムの体内量を調整して動脈硬化を防ぐ効能もあります。
カルシウムを摂ったら、マグネシウムもバランス良く摂ることが大切です。
おかひじきは、ビタミンKを含んでいることも特徴として覚えておきましょう。
ビタミンKは、「止血のビタミン」と呼ばれるように、血液の止血に効能があります。さらに、骨粗鬆症の予防も期待できるとされています。
出血を止める必要のある出産時や、老年期の女性の骨粗鬆症に効能があるため、特に女性は積極的に摂りたい栄養です。
おかひじきは、β-カロテンも含まれています。
β-カロテンは、体内で活性酸素の働きを抑える抗酸化作用が強いことが大きな特徴で、アンチエイジングの効能にも期待ができます。
皮膚や粘膜を健康に保ったり、視力機能の維持をサポートしたりする栄養です。
脂溶性なので、油と一緒に摂ると体内吸収率が高くなりおすすめです。
豊富な栄養を含むおかひじきですが、なんと言ってもシャキシャキとした食感が魅力ですよね。
独特の食感を楽しみながらいただくには、ごく短時間で茹でるのがポイント。茹でた後は、おひたしにしたり、和え物として調理したりすると良いでしょう。
ほかの食材と組み合わせて食感のハーモニーを楽しむこともおすすめします。おかひじきのくせのない味わいは、他の食材や調味料との相性もバッチリですね。
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