スポーツドリンクの成分と効果

スポーツドリンクsport-drink

スポーツドリンクの成分と効果 - 目的に合わせた選び方もご紹介

スポーツドリンクの成分と効果

スポーツドリンクの成分と効果についてまとめています

スポーツドリンクは、スポーツ時に汗とともに排出された水分やミネラルの補給を目的として飲まれる飲料です。

体内に吸収しやすいようにバランスよく成分が配合され、熱中症の予防や、風邪や下痢などの水分補給にも役立っています。

ここではスポーツドリンクの成分と効果についてご紹介します。

スポーツドリンクとは?

ストレッチをする画像

スポーツドリンクとは、運動時に失われた体内の水分や栄養成分を速やかに吸収できる飲料です。

主に糖質とナトリウムを中心に配合されていますが、メーカーによって違いがあります。糖質やナトリウムが多いもの、アミノ酸クエン酸、ビタミンB群が含まれたもの、人工甘味料を使った低カロリータイプなどが販売されています。

大別すると「アイソトニック飲料」と「ハイポトニック」に分けられます。

「アイソトニック飲料」は、人の体液と同じ浸透圧で糖質を多く配合し、糖の吸収が早く、水分の吸収はゆっくりとしたもの。「ハイポトニック」は、浸透圧が低めで糖分が少なめに配合されたタイプで、水分の吸収が素早いのが特徴です。

「アイソトニック」…ポカリスエット、アクエリアス、ゲータレード

「ハイポトニック」…イオンウォーター、アクエリアスゼロ、アミノバリュー

エネルギーや水分補給、ダイエット中やカロリーを抑えたい時、疲労を回復させたいなど、目的に合わせて選ぶのが最適です。

スポーツドリンクの栄養成分をグラフで見てみよう

スポーツドリンクに含まれている主な栄養のレーダーチャート

スポーツドリンクに含まれている主な栄養成分 (「日本食品標準成分表2015」より作成)

効果や効能を知る前に、スポーツドリンクの栄養成分を確認してみましょう。

100g中のスポーツドリンクには、飛び抜けて多く含まれている成分はありませんが、不可欠な栄養成分として糖質(炭水化物)ナトリウムが含まれています

その他、ビタミンB群、ミネラル類も含み、カロリーは100g中20kcal前後と低めの範囲です。

商品によって含まれる成分や配合が異なるので効果や役割に違いがありますが、以下では、スポーツドリンクの代表する栄養とその効果をまとめています。

スポーツドリンクの主要成分は糖質 - 体や脳を動かすエネルギー源

スポーツドリンクを飲む男性

スポーツドリンクに含まれている主要な成分は糖質です。

糖質はあらゆる生命活動に必要なエネルギー源となる栄養成分です。消化吸収が良くエネルギーとして即効性が高く、運動時に摂取することで体力が持続、運動強度を上げる効果があります。

また、脳や神経系の唯一のエネルギー源でもあります。不足するとエネルギー不足で疲労感や免疫力が弱くなるほか、脳のエネルギーも不足して集中力が劣り、仕事や勉強、判断力などのパフォマーンス低下につながります。

エネルギー源として必要な糖質ですが、夏のような暑い時期には一気に飲み干しやすいため、糖質の摂りすぎが気になるかと思います。実はスポーツドリンクの糖質は100g中およそ5g前後を含みますが、それほど多くはありません。

ただし、ペットボトル(500ml)1本分となると、約25gもの糖質を摂取することになります。糖質の摂りすぎを防ぐためにも、水分補給の際にはお水も適度に摂るようにしてください。

ミネラル類も含む - 水分の吸収を高める効果

水の画像

スポーツドリンクには、運動時に汗とともに排出されたミネラルを摂取できるように、ナトリウム、カリウムカルシウムマグネシウム等のミネラル類も含まれています。

これらミネラルの効果には、身体の構成成分や体の機能を調整する働きがあるので、微量でも健康維持には必須の成分です。

スポーツドリンクは、失われた水分や成分を素早く体内に吸収するための飲料です。なかでも、ナトリウムや糖質(ブドウ糖)は、どちらか一方を摂取するよりも、両方の成分を同時に摂取した方が水分の吸収が速やかに行われます

ただし、スポーツドリンクを飲み過ぎると体内の浸透圧のバランスが崩れるので、お水のようにたくさん飲むのは控えましょう。

カロリーゼロの注意点

ノンシュガーのイラスト

スポーツドリンクには、人工甘味料を使ったカロリーゼロや低カロリータイプも作られています。

ダイエット中は糖質やカロリーが気になるため助かりますが、注意点もあります。

カロリーゼロの人工甘味料は甘さは感じますが、ブドウ糖を含まないため血糖値が上がりずらく、脳は栄養が不足していると思い、過剰摂取につながります

糖質の摂りすぎにはならなくても、ミネラル類を大量に摂りすぎるので体内のミネラルバランスが崩れ、かえって脱水症状や筋肉のけいれんなどを起こしやすくなります

また、水で薄めるとバランスよく配合された成分が薄まるため、水分や塩分の吸収が悪くなります。

運動時・熱中症対策・風邪 - スポーツドリンクは目的別で使い分

2本のドリンクを持つ女性

スポーツドリンクには多くの種類が出回っているので、目的に合わせて利用するのが効果的です。

運動前と運動中のエネルギー補給には「アイポトニック飲料」が効果的です。水分の吸収がゆっくり行われるので、運動後は時間をかけて飲むのが有効です。

運動中や運動後は血液の濃度が高まっているので、水分補給には「ハイポトニック飲料」が適しています。

熱中症対策には「ハイポトニック飲料」が向いていて、脱水などで必要な水分を効率よく体内へ吸収するのに有効です。

風邪をひいたときには温めたスポーツドリンク(ポカリスエット)が最適で、下痢をしてるうえに食欲がない場合は、経口補水液がおすすめとされています。

関連コンテンツ

関連記事