ラベンダーの効能と効果

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ラベンダーlavender

ラベンダーの効能と効果を学ぼう - アロマやハーブティー、ポプリの使い方や禁忌

ラベンダーの効能と効果

ラベンダーの効能と効果、禁忌についてお伝えします

ハーブの中でも広く知られるラベンダーは、元々は地中海が原産で「ハーブの女王」とも呼ばれています。

日本にもラベンダーの名所があり、北海道から九州と多くのラベンダー畑が存在します。中でも有名なのが北海道の富良野のラベンダー畑で、こちらは日本最大級を誇ります。

リラックス効果あるとして有名なラベンダーは、日ごろの疲れを癒してくれるハーブです。アロマだけでなく、石鹸やコスメなど女性に人気の商品が数多く販売されています。

そんなラベンダーの効能と効果、アロマやハーブティー、ポプリの使い方や禁忌などをご紹介します。

ラベンダーとは?

ラベンダーのアップ画像

ラベンダーはシソ科ラベンダー属の常緑小低木で、地中海原産のハーブです。別名、薫衣草(クンイソウ)とも呼ばれています。

分布地が広く、各地域の気候風土の違いから多くの変種や品種があるため、栽培品種は1000種類を超え、花の色も紫、白、ピンクなどがあります。

ラベンダーは大きく4つに分けられます。冷涼地を好むイングリッシュ系、半耐寒性のフレンチ系、寒さに弱いが成長が早いプテロストエカス系(レースラベンダー)、交雑種があります

ラベンダーの歴史は古く、その効能は紀元前550年ごろから知られていたそうです。古代エジプトでは聖なる庭で栽培されミイラ作りに利用したり、ラベンダー酒や入浴、肌着類の保存などにも使われてきました。

日本へは19世紀初頭(昭和初期)に渡来しました。香水や化粧水の原料として精油を生産するためにマルセイユの香料会社から5kgの「フレンチ系のアングスティフォリアの種」を輸入したのが栽培の始まりです。北海道では「ようてい」や「おかむらさき」などの品種が開発されています。

ラベンダーはエッセンシャルオイル(精油)やハーブティー、ポプリ(ドライフラワー)などが作られています。その他、ジャム、スイーツ、フローラルウォーター(芳香蒸留水)、芳香剤、アロマスプレー、お香やキャンドル、香水、入浴剤、石鹸やコスメ類などにも利用されてます。

ラベンダーに禁忌はあるの?

ラベンダーを持女性の手

多くの効能や効果が期待できるラベンダーですが、禁忌事項もあります

ラベンダーの香りは妊婦さんにとっては禁忌です。生理を促す効能(通経作用)があるため、妊娠初期はラベンダーのアロマは要注意です。

直接肌に塗るアロマトリートメント以外にも、アロマバス、アロマライト、ディフューザーなどの芳香浴も念のため避けてください。

また、アレルギー体質の方も場合によっては、アレルギー症状が出る場合があります。具合の良し悪しは人によって異なるので、医師にアロマテラピーを行っていいのかを必ず確認するようにしましょう。

ラベンダーは種類によって成分に違いがあるので効能が異なります。効能や効果が分からない、自分に合うものがなかなか見つけられない場合は、お店の方に相談してみてください。

ラベンダーオイルの使い方と効能・禁忌

ラベンダーとオイルの小瓶

アロマテラピーやコスメ作りに - アロマの禁忌について

ラベンダーの精油は花や葉、茎から水蒸気蒸留法で抽出します。この方法では200kgのラベンダーから、約1.2~1.5リットルのオイルが採れます

香りは清々しいスパイシーさと甘さを感じられる、フローラル系の香りです。

アロマテラピーやアロマディフューザー、アロマバスなどラベンダーの香りを吸入する使い方や、パック、アロマスプレー、手作りの石鹸やコスメ、香水などに利用できます。

ラベンダーのアロマオイルは妊娠初期の方には禁忌とされています、子宮の中のものを押し出す通経作用があるため、お腹の中の赤ちゃんの影響を与える場合があります。

ただ、通経作用は生理不順の改善に効果があり、少量の生理の方に有効です。

精油の原液は通常、直接肌に塗ることはできませんが、ラベンダーは直に肌に使えます(ティーツリーも可)。その他の精油は必ずキャリアオイル(植物油)などで希釈してから使用してください。

ラベンダーのアロマオイルの効能と効果

  • リラックス効果
  • 安眠作用
  • 肌細胞の活性化

ラベンダーの精油にはリナロールや酢酸リナリルなどが含まれています。この2つの成分には高い鎮静作用があります。

ラベンダーはリラックス効果をもたらすとして有名ですが、この効果や効能はこれら成分によるものです。気持ちをリラックさせ緊張を緩和する効能があるので、疲労の緩和、ストレスの緩和肩こり、胃腸の不調などにも有効です。

就寝前にアロマディフューザーやアロマポットなどを利用して、ラベンダーの香りを放っておくと、眠りに付きやすくなります。

殺菌作用もあるので、お湯を張った洗面器にオイルを1~3滴たらして蒸気を吸入することで、インフルエンザや風邪の予防、気管支炎の改善に役立ちます。

また、抗菌や消炎作用もあるので、肌への作用が弱く直接肌に使うことも可能で、肌の細胞を活性化する効能があります。スキンケアに利用でき肌の状態を良好にしてくれます。

虫刺されや軽度の火傷、擦り傷などにも役立つので、少量のオイルを患部に直接塗りましょう。ラベンダーはアロマテラピー以外にも、古くからスキンケアに用いられてきたので、手作りコスメにもおすすめです。

ラベンダーのハーブティーの使い方と効能・禁忌

ラベンダーのハーブティーとラベンダー

ハーブティーはドレッシングやお菓子作りにも - 禁忌については?

ラベンダーのハーブティーの香りは、シャープで清々しい花の香りで、特有の甘みを感じられます。

飲み方は、シングルまたはブレンドです。香りが強いハーブなのでブレンドにする際は少量にし、レモンバームやミント、ローズといったラベンダーに負けない強い香りのハーブと合わせるのがおすすめです。

ハーブティーは飲む以外にも、ビネガーに漬け込んだドレッシング、クッキーなどの料理、サシェ、入浴剤、蚊などの虫よけなどに使えます。

ラベンダーのハーブティーは妊婦さんには禁忌です。アロマ同様に妊娠初期や持病がある方は使用を避けてください。子宮を収縮して、おなかの赤ちゃんに影響を与えてしまう可能性があります。

ハーブティーなどの食用に用いるラベンダーは、無農薬栽培のものを選んで下さい。

ハーブティーの効能と効果

  • ストレスの緩和効能
  • リラックス作用
  • 発汗を促す効果

数多くあるラベンダーの中でも、ハーブティーにはコモンラベンダーを使用します。

ラベンダーのハーブティーはストレスを緩和して、リラックス作用を促す効能があります。

就寝の1時間前にハーブティーを飲むことで、気持ちを和らげ心地よい眠りにつくことができます。イライラした気持ちを抑える効能があるので、気持ちが高ぶっている時に飲むのもおすすめです。

神経を安定させる作用もあり、頭痛やめまいの症状緩和にも役立つ他、血圧降下作用などもあります。

その他、発汗を促す効果や抗菌作用もあるので、熱をともなう風邪やインフルエンザにもハーブティーは有効と期待されています。

ラベンダーのポプリの使い方と効能・禁忌

ポプリの画像

ポプリは寝室や車の芳香剤に - ポプリの禁忌は?

ラベンダーは自宅で乾燥させて、ポプリやドライフラワーが作れます。

オイル同様に入浴剤としての利用やアイピロー、サシェ、アロマワックスバー、ポプリスティック、虫よけ(衣類や本)、インテリアなどに使われます

ドライラベンダーは自宅でも作れます。さっと水で洗って汚れを落とし、水気を拭き取ります。茎をひもで結んで束ね、風通しの良い場所やエアコンの風が当たるところに吊り下げて乾燥させればできあがりです。

ラベンダーは妊婦さんにとって禁忌のハーブですが、ポプリやドライフラワーはほのかな香りです。ただ、個人差もあるので使用する場合は担当医やお店の方に確認するのが良いでしょう。

香りが弱くなってきた際にはポプリを揉むか、ラベンダーのエッセンシャルオイル、またはアロマオイルを吹きかけると、香りのもちが良くなります。

ポプリ用のポプリオイルは精油(エッセンシャルオイル)と違い、化学香料や他の成分を合わせた合成のアロマオイルです。

ポプリの効能と効果

  • 安眠作用
  • 車酔いの予防効能
  • 防虫効果

ラベンダーのポプリやドライフラワーは、アロマオイルほど強い香りを放たず穏やかなので、強い香りが苦手な方にも受け入れやすいかと思います。

効能や効果はオイルやハーブティー同様にリラックスで、目の疲れを癒し、香りが気持ちを安定させ安眠を促してくれます。就寝時にラベンダー入りのアイピローの使用や、ドライフラワーやポプリを枕元や寝室に飾ってみましょう。

その他、車酔いの予防の効能もあるので、サシェやポプリを車の芳香剤として使うのもおすすめです。

防虫効果もあるので虫よけをしつつ、ほんのり衣類にラベンダーの香りを付けることができます。

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