症状・病気熱中症原因対策
熱中症heatstroke

熱中症の原因と対策を知ろう!

熱中症の原因と対策

熱中症とは、高温や湿度の高い環境にカラダが適応できないことにより引き起こされる、さまざまな症状の総称です。

健康な人はもちろん、子供やお年寄りなど、体力のない人にとってはとても深刻な病気のひとつです。

とくに、四季がある日本では気温の変化が激しいため、熱中症になりやすいと言われます。

今回は、そんな熱中症の原因と対策をご紹介したいと思います。

原因① 気温の上昇に伴い、体内の水分や塩分のバランスが崩れるため

熱中症は体内の水分や塩分バランスが崩れることが原因とされています。

熱中症は、気温や湿度が高すぎる環境にいると起こります。カラダが「暑熱順化(暑さに慣れる)」していないため、熱さに慣れず熱中症にかかります。

人間のカラダにはもともと自動的に体温を調節するシステム(自律神経)がありますが、温度が高く、湿度が高すぎる環境にいるとそのシステムが狂ってしまうのです。

そして、血流量が増やせず、体内の汗(水分)、塩分が多くなり、体液のバラスを摂ろうとして、汗をかかないようにします。

その結果、体内の水分や塩分のバランスが崩れてしまい、熱中症を引き起こしてしまいます。

とくに夏バテは熱中症のサインといわれ、食欲不振や疲労、睡眠不足、自律神経の乱れによって夏バテが悪化すると、汗をかけなくなり熱が体内にこもるようになります。

また、女性は男性に比べ汗をかきにくい体質で、若い女性の熱中症のリスクは高いといわれます。

熱中症 対策

対策① こまめな水分補給と塩分の摂取

対策としては、こまめな水分補給と適度な塩分の摂取です。特に高齢者はのどの渇きを感じにくくなっていますので、注意が必要です。

高齢者や乳幼児、病弱の人、高温による熱中症が心配される場合にはお水を併用しながら経口補水液もおすすめです。

お水は、常温か5~15°ちびちびと飲みます。一気に飲み干すと体内に吸収されず尿として排出されてしまいます。

また、熱中症に注意が必要なのは、カラダが暑さに慣れていないときです。

涼しい日がしばらく続いたあとに急に暑くなったときなど、カラダの体温調節機能が環境の変化についていけなくなることがあります。真夏だけでなく梅雨の合い間の気温差が原因でも熱中症にかかります。

そのため、暑さに強いカラダを作るために、運動入浴サウナでたっぷりと汗をかくを一週間ほど続けると、体温調節ができるようになります。

また、強い日差しがあたる屋外、気密性が高い上日光を多く浴びる場所、その他家庭内でも風通しが悪く熱がこもりやすい場所では熱中症が起こりやすくなります。

対策としては、屋外にいるときは定期的に休憩をとること、風通しの良い服装、気密性の高い場所に長時間いないこと、家のなかでも油断せず、風通しを良くし涼しく保つことをこころがけましょう。

原因② 疲れや寝不足、激しい運動など

熱中症を引き起こす二つ目の原因としては、暑さに加え、カラダのコンディションも挙げられます。

激しい運動などのせいで体温が上がっていたり、疲れや睡眠不足、病気などの理由でもともと体調が悪かったりすると、カラダの体温調節機能が乱れ、熱中症になりやすくなります。

また、汗を大量にかくと体内の電解質(ナトリウムカリウム)が失われます。この時、お水だけの水分補給は体内のナトリウム濃度を薄める原因となります。

そして、濃度の調節のため水分を摂らせないように喉の渇きを感じさせず、余分な水分を尿として排出させ、脱水症状(自発的脱水)を引き起こします。

熱中症 対策は…

対策② 水分、塩分補給に加え、十分な休養を

対策としてはこまめな水分と塩分補給に加え、十分な休養が必要です。

暑い中、体調が優れない状態で運動をしたりすると、高い確率で熱中症の症状があらわれます。

炎天下のなかで長時間過ごさないといけないことが事前にわかっている場合には、その前にじゅうぶんな休息をとり、心身を休ませるようにしましょう

また、こまめな水分や塩分・糖分の補給も大切です。対策①と同じく経口補水液やスポーツドリンクをお水と共に飲むようにしましょう。

ナトリウムと糖分の組み合わせは、小腸で効果的に水分を吸収してくれます

熱中症の症状が起きてしまった場合には、涼しい場所に移動し、衣服がからだを締め付けるタイプのものであればゆるめてリラックスさせるようにしましょう。

からだ全体を素早く冷やすには、太い血管の通っている首筋や脇の下、脚の付け根などを冷やすと効果的です。

関連コンテンツ

関連記事