栄養・栄養素アルギニン効果効能
アルギニンarginine

アルギニンの効果 - 知っておきたいアルギニンの効能と働き6選

アルギニンの効果と効能

アルギニンがもたらす効果と効能をご紹介します。

アミノ酸の一種であるアルギニンは、体内で合成できる非必須アミノ酸に分類されます。

ですが、乳幼児や成長期の子どもでは。必要量を体内で合成できないため、子どもの時期だけは必須アミノ酸の一つに数えられます。

アルギニンは、おもに鶏肉や大豆製品、牛乳エビなどの食品に含まれています。

今回は、そんな特徴あるアルギニンの効果や効能についてご紹介します。

成長ホルモンの合成を促進させる効果 - 子どもの発育を促す効能

腕にあごを乗せる子供

アルギニンには成長ホルモンの合成を促進する効果があります。

アルギニンは成長ホルモンを分泌する脳下垂体を刺激し、成長ホルモンの合成を促します。

成長ホルモンには子供の発育を促す効能があり、身長を伸ばし、骨や筋肉の成長をサポートします。子供の時期はアルギニンを合成できないため、準必須アミノ酸とも呼ばれています。

子供だけでなく大人にも欠かせないアミノ酸で、加齢とともに体内での合成量が低下していきます。

そのため、食事やサプリメントでアルギニンを摂取する必要があります。不足させないためにも大豆製品や鶏肉などの肉類、ナッツ、玄米、エビなどの食品を積極的に摂りましょう。とくに大豆製品に多く含まれる成分なので、和食を中心とした食事がおすすめです。

アルギニン不足は、病気に対する抵抗力の低下、傷の治癒の遅延、筋力の低下、体脂肪の増加、勃起不全や男性不妊などが挙げられます。

体脂肪の代謝を促進する効果 - 筋肉量の増加、骨の強化

スリムな女性のイメージ

体脂肪の代謝を促進する効果もアルギニンの働きのひとつです。

アルギニンには、脂肪燃焼酵素であるリパーゼの働きを活性化し、体脂肪の代謝を促す効能があります。

ただし、分解された脂肪は有酸素運動で消費されないと、再びカラダに蓄積していきます。

また、成長ホルモンには筋肉量を増やしたり骨を強化する働きや、食欲を抑える作用もあります。

成長ホルモンの合成には、オルニチントリプトファングリシンチロシンなども関わるため、これらアミノ酸を一緒に摂ることで効率よく成長ホルモンの合成を行うことができます。

アルギニンには血流改善の効果も - 血管の老化防止、生活習慣病の予防

アルギニンには血流を改善する効果があります。

アルギニンは、血管内で一酸化窒素の生成を促し、血管を拡張して血流量を増やす効能があります。

血流の改善効果には、高血圧や動脈硬化など生活習慣病の予防が期待される他、脳の血流量も増やして脳の疲労を回復する働きがあります。そのため、集中力や記憶力をアップさせ、判断力、作業効率、注力の低下を防ぎます。

また、男性特有のED(勃起不全)や男性不妊の改善にも効果があります。

免疫力を高める効能 - 健康維持、感染症予防に

アルギニンには免疫力を高める効果があります。

アルギニンは、免疫細胞であるマイクロファージの働きを活性化させる効能があります。

マイクロファージは白血球の一種で、体内に侵入したウィルスなどを排除する働きがあります。

また、アルギニンは抗炎作用のあるポリアミンという物質の材料でもあるため、手術後の感染症の予防などにも効果があります。

関連記事:ウイルスをやっつけろ! 免疫力を上げる食べ物とは?

肌の保湿もアルギンの効果 - 肌荒れ防止、美容に関わる効能も

鏡に映る女性

アルギニンには肌の保湿を保つ効果があります。

アルギニンは、アルギナーゼという酵素によって分解され尿素を生成します。尿素には強力な保湿効果があるため、肌の角質層の水分を保ち、乾燥肌などの肌荒れを予防する働きがあります。

角質層の水分保持に必要な、天然保湿因子(NMF)の約40%はアルギニンを含むアミノ酸、7%が尿素などで構成されています。

また、アルギニンの効能にはコラーゲンの生成もあるので、シワやたるみを防ぎ、肌にハリを与えます。

アンモニアの解毒作用 - 効能は疲労回復、TCA回路の活性化

アルギニンにはアンモニアの解毒効果があります。

アルギニンは肝臓でのアンモニアの代謝に関わるため、アンモニアの解毒作用があります。

アンモニアの解毒作用には肝臓の機能を正常にしたり、疲労を回復する効能があります。これはアルギニンがオルニチン回路(尿素回路)に関わるためです。

アンモニアを尿素に変えることで、エネルギーを生み出すTCAサイクルを活性化させることができるため、スムーズなエネルギー生成が行えるからです。

加齢とともに分泌量が低下 - 40代では半分に

頬をつく女性

成長ホルモンの分泌のピークは10代です。

その後、徐々に分泌量が低下し、40代頃にはピーク時の半分ほどの量になると言われています。アルギニンは、成長ホルモンの分泌に欠かせないアミノ酸です。

アルギニンには上記の効果や効能の他にも、リジンと合わせて摂ることで、不安感や抑うつ気分を緩和させる作用もあります。

アルギニンの吸収率を高めるには、ビタミンB群を一緒に取るのがおすすめです。特にビタミンB6との摂取が良く、マグロかつおレバーなどがより効果的です。

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