栄養・栄養素オルニチン効果効能
オルニチンornithine

オルニチンの効果や効能について学ぼう!

ざるに盛ったシジミの画像

オルニチンの効果と効能について詳しく解説していきます。シジミに含まれていることで有名な栄養素。

アミノ酸の一種であるオルニチンは「遊離アミノ酸」に分類される成分で、体内で合成することができます。

通常、ノ酸タンパク質を構成しますが、オルニチンはタンパク質の構成には関わらない特殊なアミノ酸です。肝臓や筋肉に限らず、血液中に溶けみ体内を巡りながら、さまざまな効果を発揮します。

今回は、そんな特殊な働きをもつオルニチンの効果や効能についてご紹介します

肝臓の働きを高める効果 - アンモニアの解毒を促進!

肝臓のイメージ

オルニチンには肝臓の機能を高める効果や効能があります。

肝臓内でアンモニアと結合し、アンモニアを無毒の尿素にする「尿素回路(オルニチンサイクル)」を活発にする働きがあります。

このサイクルが活発になることで、肝臓の負担を軽減し機能を高めることができます。

アンモニアが体内で増加すると、エネルギー生産が阻害されるため、疲労や倦怠感などを感じるようになります。

オルニチンの一日の摂取目安は400mg~1gと言われています。シジミ、ヒラメ、だだちゃ豆などに含まれていますが、最も含有量の多いシジミでも100g(シジミ35個)で約10~15mg程度です。

食事で必要量を摂取するのなかなか難しいので、サプリメント等を利用するのもいいでしょう。

疲労回復、二日酔い解消の効能も - エネルギー生成を円滑に

お酒と酔っぱらいの男性

これもオルニチンの肝機能の向上作用です。効果や効能については疲労回復や二日酔い解消になります。

アンモニアは疲労物質とも言われ、アンモニアが体内で過剰に発生するとエネルギー生成が劣るため、疲労を感じやすくなります。

オルニチンは肝臓に届くと尿素回路によってアンモニアを尿素に変えるため、エネルギーを生成するTCA回路を活性化することができます。それによって、円滑なエネルギー生成を行う ことができます。

オルニチンの肝機能を高める働きは、アルコールの分解も促進するため、疲労回復だけでなく二日酔いの解消などにも効果が期待できます。

オルニチンの効能は腎臓の働きもサポート!

鍛える女性

これもオルニチンのアンモニア解毒作用。腎臓の働きをサポートする効能や効果があります。

腎臓には、アンモニアを尿素に分解した後、尿素を尿にとかして体外に排出する働きがあります。

腎臓も肝臓同様にアンモニアの解毒を行います。そのため、オルニチンが不足したり、アンモニアが多量にあると肝臓、腎臓ともに負担が大きくなってしまいます。

オルニチンが肝臓内でアンモニアを尿素に分解することで、腎臓の働きを助け負担を減らすことができます。

成長ホルモンの分泌を促す効果 - 新陳代謝の促進、ダイエットにも!

KIDNEYと書かれたプレート

オルニチンには成長ホルモンの分泌を促す働きがあります。

オルニチンは、脳下垂体に作用して成長ホルモンの分泌を促がす効能があるため、新陳代謝を活発にする働きがあります。

新陳代謝が活発になると細胞の生まれ変わりを促すので、筋肉の増強や骨の形成にも関わっていきます。

オルニチンによって成長ホルモンが分泌されると、体脂肪の代謝促進、美肌などの作用も期待できます。

成長ホルモンは子供にとって大切と知られていますが、老若男女問わず必要不可欠なホルモンです。

シジミを冷凍するとオルニチンが増加する!?

シジミのお味噌汁

オルニチンも最も多く含む食品がシジミです。

食品からオルニチンをたっぷりと取るのは難しいですが、どうせなら少しでも多く摂取したいものですね。

シジミは冷凍することによって、生の状態よりも7倍もオルニチン量が増えるそうで、とくに-4℃くらいが最も多く増えると言われています。シジミのお味噌汁にはいったん冷凍したシジミを利用してみましょう。その分、効果や効能も得られやすくなりますね。

オルニチンはシジミ以外にも、キハダマグロ、ヒラメ、チーズなどにも含まれています。

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