栄養・栄養素セサミン効果効能
セサミンsesamin

セサミンの効果と効能 - ゴマ特有のポリフェノールの働き

セサミン

セサミンは、ごまや穀物の種実の脂質に含まれる成分で、ポリフェノールリグナン類の一種に分類されます。

CMや広告などの宣伝効果もあり「ごまの有効成分」と、思い浮かぶ方も多いかと思います。実は、量は少ないですが、ごま以外にも米や麦にもセサミンは含まれています。

近年では「若さ・健康・美容」と、多くのサプリメントが出回っています。

今回はそんなセサミンに、どのような効果や効能があるのかをご紹介します。セサミンの持つ魅力と正しい知識を学んでいきましょう!

強い抗酸化作用 - がんや老化を予防する効果

ボールに入った白ごまとごま油のビン

セサミンには強い抗酸化作用があります。

セサミンは、ごまに含まれるゴマリグナンというリグナン類の一種で、ポリフェノールに分類される栄養成分です。ちなみに、ゴマリグナンにはセサミンのほかに、セサモリン、セサミノールなどの成分があります。

セサミンには強い抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑え、過酸化脂質の増殖を抑制する効果があります。

過酸化脂質の増殖を抑えることで、細胞の老化を防ぎ、がんや動脈硬化、脂質異常症などの予防、アンチエイジング効果高血圧対策などに有効です。

肝機能を向上する効能 - 二日酔い予防、肝臓がん予防

セサミンは、や腸で分解されず、直接肝臓に働きかけるため、肝臓の機能を高める効果が期待できます。

肝臓はアルコールを分解し、無害なものに変える働きがあります。肝機能が高まると、アルコール代謝に関わる酵素が活性化し、アルコールによって体内で発生したアセトアルデヒドが持つ急性毒性を、軽減させる効能があります。

セサミンは、アルコールの分解を促進するため、悪酔いや二日酔いの予防、さらに肝臓の負担を助けるため肝臓がんの予防にも効果があります。

ちなみに、アルコール以外にも、脂質の多い食べ物の摂取、過食、運動不足なども肝臓の機能を低下させる原因となります。該当する方は、日々の習慣を改めるようにしましょう。

血中コレステロール値を下げる効果、動脈硬化の予防にも

コレステロールと書かれたメッセージボード

セサミンには血中のコレステロール値を下げる効果があります。

セサミンは、コレステロールの酸化を防ぎ、悪玉(LDL)コレステロールを減らして、善玉(HDL)コレステロールを増やす働きがあります。血管内をきれいに保ち血管の柔軟性を保つため、動脈硬化の予防に効果があります。

ちなみに、悪玉(LDL)コレステロールが増加する原因に、肝臓の機能低下が挙げられます。飲酒や脂っぽいものの食べ過ぎなどで肝機能が低下すると悪玉コレステロールが増加します。

コレステロールでお悩みの方は、セサミンでうまくコレステロール値をコントロールしながら、根源の食生活を見直すようにしてみて下さい。

女性ホルモンと似た働きをする - 更年期障害の予防、改善、緩和

セサミンには、女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きが確認されています

セサミンが含まれるゴマグリナンは別名、「植物性エストロゲン」とも呼ばれています。エストロゲンとは女性ホルモンの一つで、女性の妊娠や出産、生理に深く関わっているホルモンです。

セサミンには、このエストロゲンに似た働きがあるため、女性の更年期障害の予防や改善・緩和などに効果があると期待されています。

女性ホルモンと似た働きをもつ成分は、大豆に含まれるイソフラボンが有名ですが、セサミンも減少した女性ホルモンを補う有効な成分です。

また、イソフラボンは日本人の50~60%しか効果を得ることができないとの研究結果もありますので、イソフラボンの効能をセサミンで代替することも考えられます。

セサミンを効率的に摂取するにはサプリメントとの併用を

スプーンに入っているいくつかのサプリメント

ごまに多く含まれているセサミンですが、その含有量はなんと、ごまの0.5~1%ほどです。

1日に必要なセサミンの目安量は10mgほどですので、ごまに換算すると1日3,000粒を消費しなくてはならない計算になります。

これほど多くのごまを食べるのは難しいですし、ごまは脂質やカロリーが高いため、大量に摂取すると生活習慣病を引き起こす恐れがあります。

これでは本末転倒ですね。そこで、セサミンの効能を享受するには、食品のごまを摂取しながら、サプリメントを併用することをおすすめします。

現在、様々なメーカーからセサミンのサプリメントが販売されています。1日の摂取量を守り、適度に活用することをおすすめします。

なお、サプリメントを飲む際には、コーヒー緑茶などカフェインが含まれている飲み物を同時に摂取しないようにして下さい。カフェインが含まれている飲み物には、セサミンの吸収率を下げてしまう恐れがあります。

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