栄養・栄養素タウリン効果効能
タウリンtaurine

タウリンが持つ本来の効果と効能とは?

タウリンの効果と効能

今回のテーマはタウリン。栄養ドリンクでおなじみの栄養素ですね。

「タウリン3000mg配合!」、「タウリン=疲労回復」といったイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?

ところがこのタウリン、直接的な疲労回復効果はあまり期待できません。ではなぜ疲労に効果があるのかと言うと、カラダの他の機能を改善させることで間接的に回復へ導くというスタンスだからです。

今までもっているタウリンのイメージを捨てて、本来の効果や効能を知っていただければと思います。

肝臓の機能を高める効果 - 幹細胞の再生を促進する効能

肝臓のイメージ

タウリンには肝臓の機能を高める効果があります。

肝細胞の再生を促進して、肝臓の機能を正常に戻す働き(ホメオスタシス)があります。

不足すると肝臓の機能が低下し疲労へとつながります。この他、脂質の消化・吸収の働きも落ちると言われています。

牡蠣海苔イカあさりなどのタウリンを含む食品を摂ることで、弱っている肝臓の機能を高める効果があります。

血圧を下げる作用 - 交感神経の抑制、高血圧対策にも

タウリンには血圧を下げる効果があります。

タウリンは脳内で神経伝達物質として働き、交感神経を抑制する効能があります。

興奮状態である交感神経を抑制することで、血圧を下げる効果があり、高血圧の対策としても有効です。

中でも塩分による高血圧の予防に優れ、腎臓の働きを正常にし体内の水分や塩分の調整を正しく行うようにします。

交感神経は腎臓の働きを抑制して血圧を上昇させますが、タウリンには交感神経の働きを抑える作用があるため、血圧を下げることができます。

コレステロール値を下げる効果 - 胆汁酸の分泌を促進

コレステロール値と書かれた書類

タウリンにはコレステロール値を下げる効果もあります。血圧に続き、こちらも嬉しい効果や効能ですね。

タウリンは肝臓で作られる胆汁酸の分泌を促進する働きがあります。

胆汁酸はコレステロールを排泄する働きを持つため、タウリンを含む食品を摂取することでコレステロール値を下げることができます。

また、コレステロール値を下げる働きは、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞の予防にも有効です。

また、タウリンの効果や効能には、脂肪肝の予防にも有効です。ただし、アルコールによるものではなく、肥満が原因で引き起こす脂肪肝に有効ということです。

アルコールの代謝を促進 - 酵素の働きをサポートする効果

お猪口に注ぐ日本酒

タウリンの効果や効能は、アルコールの代謝にも関わっています。

アルコールを分解する酵素の働きを助ける作用が、アルコールの分解時に肝機能が低下しないようにサポートをしてくれます。

アルコールは肝臓内でアルコール脱水素酵素によって、アセトアルデヒドと呼ばれる有害物質に分解されます。さらにアルデヒド脱水素酵素によって酢酸に分解され、最後は水と二酸化炭素にまで分解されて体外に排出されます。

アセトアルデヒドは二日酔いの原因物質です。タウリンはこのアセトアルデヒドの分解を早めてくれるのです。

アルコールを分解すると同時にタウリンも大量に消費されるので、お酒をよく飲む方はタウリンの摂取を意識しましょう。

目の網膜の働きを助ける効能 - 目薬の成分にも!

タウリンには目の網膜の働きを助ける効能もあります。

タウリンは目の網膜にも存在し、傷ついた網膜を修復する働きをします。

角膜の修復を助ける働きもあり、加齢性黄斑変性症や糖尿病性網膜症の予防にも効果が期待されています。

目の働きを助ける効能は、疲れ目対策や目の老化にも有効です。実際に、目薬の成分としても利用されています。

タウリンを効率よく摂取するには?

7つの牡蠣と半身のレモン

タウリンは、魚介類に多く含まれているアミノ酸です。

中でも牡蠣の含有量が高く「100g中:1,130mg」も含まれています。次いでハマグリタコ、イカ、アサリ、エビが挙げられます。

タウリンの一日の摂取量は500mgが目安とされ、一日の摂取上限量は「成人で3,000mg」とされています。ただ、摂りすぎても尿と一緒に排出されてしまいます。

水溶性のため煮込み料理では煮汁に溶け出してしまうので、しっかりとスープもいただきましょう。

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