トレハロースtrehalose

トレハロースの効果 - 高い保湿性をもつ糖質の働き

トレハロースの効果と効能

オリゴ糖の一種であるトレハロースは、2つのグルコースが結合した糖で炭水化物に分類される天然の糖類です。

エビやきのこ類、海草、酵母などとても身近な食品に含まれています。

また、高い保湿性が特徴で、砂漠に生息するイワヒバという植物は、長い間乾燥してもトレハロースが水の代わりに細胞を守るため、水を加えるだけで生き返えります。そのため「命の糖・復活の糖」とも呼ばれます。

今回は、そんなトレハロースの効果や働きについてご紹介します。

優れた保湿効果 - 肌の乾燥・肌荒れ予防

トレハロースには優れた保湿効果があります。

そのため、肌の細胞を内側から保護して肌の乾燥を防ぐ働きがあります。肌は乾燥すると刺激を受けやすくなるため肌荒れの予防に有効です。

トレハロースの保湿効果は保湿ケアに優れているとして、あらゆる化粧品に利用されています。

糖尿病の予防効果 - 血糖値の上昇を緩やかに

トレハロースには血糖値の上昇を緩やかにする働きがあるため、インスリンの分泌を抑え糖尿病の予防効果が期待されます。

トレハロースの甘みは砂糖の45%程でさっぱりとした味わいですが、カロリーは4カロリーと同じなので、砂糖と同等の甘みを出そうとするとカロリーオーバーになるので注意が必要です。

便秘の改善効果 - 善玉菌を増やす作用

トレハロースは、腸内で善玉菌を増加させる働きがあり、腸内環境を整える効果があります。

そのため、便通が改善され便秘解消に効果があります。

デオドラントエチケットにも! - 加齢臭を予防する効果

トレハロースには、加齢臭の抑制にも効果があります。

トレハロースが、加齢臭の匂いの原因物質であるノネナールの生成を抑制する働きがあり、加齢臭を防ぐ効果があります。

ノネナールは、皮脂に多く含まれるパルミトオレイン酸が酸化してできます。皮脂が衣類に付着すると染みついて独特の匂いを発生させるため、衣類にもトレハロースが利用されいます。

関連記事:加齢臭を予防するおすすめの食べ物とは?

トレハロースは幅広い分野で活躍!

カラカラに乾いて硬くなった干ししいたけを、水に漬けるだけで元に戻るのはトレハロースの高い保湿性によるものです。

さらに、トレハロースは熱や酸にも強く、食品の変質を防ぐ効果があります。

脂質の酸化やタンパク質の凝固、デンプンの劣化などを防ぐため、しっとりとした食パン・冷凍食品などの品質を保ちます。その他、野菜や果物の変色・鮮度の保持、肉や魚の臭みを消す働きもあります。

また、トレハロースは血液の保存にも使用され医療の現場でも役立っています。

このように、トレハロースは甘味料の他にも食品の保湿性や品質保持、化粧品や医療など幅広く利用されています。

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