「早起きは三文の得」という言葉がある通り、早起きにはよい効果があると昔から言われています。
ところがこの早起き、三文どころか人生を変えるほどの効果があるというのはご存知でしょうか?実際に、世界的に名を誇る企業のCEOや有名な成功者の多くが早起きを実践しています。
今回のテーマは早起き。ここでは早起きをすることによって、具体的に得られる健康の効果について解説していきます。
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目次
早起きの効果と効能 一覧
早起きには生活のリズムを正しくする効果があります。
実は、人間は日光を浴びると、脳の中でメラトニンの分泌をするスイッチが入るのです。
メラトニンは、眠りのために必要なホルモンの1つで、日光を浴びてから約15時間後に分泌されるという性質があります。
そのため、朝早く起きることで、自然と早く寝ることができるようになるのです
毎日決まった時間に早起きしている人は、正しい生活リズムが身に着いているため、決まった時間になると眠くなり、眠りの質もよくなると考えられます。
早起きをすると、朝に時間的な余裕ができます。
きちんとよくかんで食事をすることによって唾液の分泌が促されるため、脳の栄養になる糖の吸収がよくなり、脳が活性化します。
また、ゆったりした気分で過ごすと、自律神経のうち副交感神経が優位に働くようになるため、ストレスを感じにくくなります。
余裕を持って時間を過ごせると心にゆとりができるため、忘れ物や事故を防ぐことにもつながります。
早起きすることによって朝の時間を有効に利用できるようになります。
自分の自由に使える時間が増えれば、趣味などプライベートを充実させることも可能になります。
精神的に充実した状態で1日のスタートを切ると、仕事や学校の授業が始まるときには、脳がフル活動できる状態になっています。
そのため、午前中の仕事効率がアップします。効率よく作業できるとストレスも感じにくくなるため、ストレスが原因となる身体の不調を避ける効果も期待できます。
早起きすると、仕事や学校に出かけるまでに時間的な余裕ができます。
具体的には、朝食をよくかんで食べることができるようになり、トイレにもゆっくり入ることができるようになります。
そのため、便秘を解消する効果が期待できます。朝食をきちんと摂ることによって、体温を上げ、腸を正常に動かすことができるためです。
朝の排便を習慣化すると、決まった時間に便意を感じるようになるため、早起きが便秘解消に役立つと言えるのです。
早起きをするには早寝をする必要があります。
早寝をすると、肌のターンオーバーのタイミングが正常化されます。肌の調子に直結するのが成長ホルモンの分泌です。
成長ホルモンが多く分泌される時間帯は22時~2時の4時間と言われており、その時間に熟睡していることが分泌の条件となっています。
成長ホルモン分泌のピークが時間帯ではなく、就寝後3~4時間後とする説もありますが、どちらも4時間以上の熟睡が必要なことに変わりはありません。
そのため、早起きをして生活リズムを整えることが美肌作りには大事なのです。