毎年のことながら、この時期になるとうだるような暑さが続きますね。
夏は、汗で水分やミネラルが体内で不足してしまうため、これらを飲み物で補給することで夏バテの防止につながります。
では、効率よく水分やミネラルを体内に取り込むにはどうしたらいいのでしょうか。熱中症の対策でも言われていますが、夏の水分補給のポイントは喉の渇きを感じる前に飲むことです。
そして、がぶ飲みをせず、少しずつゆっくりと水分補給をすることも大切です。この記事では夏バテにおすすめの飲み物を3つご紹介します。おいしいドリンクを飲んで、厳しい夏を乗り越えましょう!
夏バテ対策として最初におすすめするのがスポーツドリンクです。
夏バテや熱中症に効果がある飲み物としてスポーツドリンクは一般にも、認知されてきましたね。様々な味や効果の組み合わせなどバリエーションが増えてきたことで誰もが楽しめる飲み物になりました。
最近では、女性に嬉しいカロリーオフのものも多く、スポーツをしていないときにもカロリーを気にせず飲むことができます。
元々スポーツドリンクは、スポーツによって汗となって体外へ排出された水分の補給が目的です。そのため、汗に近い成分を採用することで素早く補給ができるというのが特徴となっています。
今では、普段の飲み物の中では、効率よく水分やミネラルを補給できるものとして、一番に挙げられる飲み物のひとつになるほどの人気です。飲みたい時に手軽に水分が取れる万能飲み物として、普段から冷蔵庫内に常備しておくのはいかがでしょうか。
ただし、市販のものは糖質が多い傾向にありますので、飲みすぎには注意しましょう。麦茶や水などと併用することをお勧めします。
私たち人間は睡眠中にも多くの水分を体外に排出しています。ですから、朝起きた時の水分補給はとても大切です。
そこで、気持ちよく起きた時におすすめの飲み物が、トマトジュースです。トマトジュースは、ビタミン群がたっぷりと含まれている健康に良いドリンクです。
体内でビタミンAに変わるβ-カロテンはもちろんのこと、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEが含まれています。特に、ビタミンB軍は、疲労回復に効果がある栄養素なので、夏バテ対策には不可欠です。また、ミネラルには血行促進や食欲増進の効果が期待できます。
特におすすめしたいのは、トマトの赤色色素リコピンの効果です。リコピンには、抗酸化作用があり細胞を活性酸素のダメージから守ってくれます。
吸収しにくいリコピンは、ジュースにして朝飲むことで吸収が高まるといわれています。脂溶性なので、牛乳と混ぜて飲むのも効果的です。
近年人気を集めているのが、甘酒です。昔から栄養補給のための飲み物として親しまれています。
甘酒は疲労回復効果が高く、飲む点滴と言われています。その理由は、すぐにエネルギーに変わってくれるブドウ糖が豊富に含まれていることにあります。
ほかにも、ビタミンB1、B2、B6などのビタミンB群や必須アミノ酸がたっぷりと含まれています。
甘酒と言えば、寒い冬に体を温めるために熱い甘酒を飲むというイメージがありますが、おすすめしたいのは冷蔵庫で冷やした甘酒です。
氷を入れてロックで飲むのもいいですし、生姜や豆乳を加えて、一味違う味を楽しむのもいいでしょう。ひと手間加えて、シャーベット状にするとおやつとしても楽しめます。
夏バテでなくても暑い夏には食欲が落ちてしまいます。とくに暑すぎる朝は食欲がなく朝食を抜いてしまいがちです。
どうしても朝食欲がないという方は。冷たく冷やした甘酒を手軽な朝食として採用してみるのはいかがでしょうか。腹持ちのよい甘酒は、朝食としておすすめしたいメニューです。