抗体とは

抗体antibody

抗体とは?

抗体とは、哺乳類など脊椎動物の体内に侵入した異物を、無効化したり除外したりする働きを持つ物質です。

抗体は正式には「免疫グロブリン」と呼ばれるタンパク質で、血液など体液の内部に存在します。

人間の体内に抗体があるのはもちろん、鳥類や魚類なども体内に抗体を持っていて、正常な生命活動に欠かせない防御システムです。

体内に侵入する異物とは、ウイルスや細菌など悪影響をもたらす物質のことです。異物は総称として「抗原」と呼ばれています。抗原にはいろいろな種類がありますが、各抗原に対応した抗体が、体内で生成されるようになっています。

抗原の侵入を感知すると、それに対応した抗体が抗原に結合し、抗原の働きを抑えたり、マクロファージなど他の物質と協力して体外へ除去したりするのです。

このように、抗体は病気や毒物から肉体を守るために有効なシステムですが、いわゆる「アレルギー反応」も抗体が影響しています。

アレルギーとは、特定の抗原に抗体が反応したことにより、かえって悪影響が生じてしまう現象です。花粉症がその一例で、スギなどの花粉が体内に入り抗体が働いたことにより、鼻水や目のかゆみなどの症状が現れます。

どの物質に対してアレルギー反応を起こすかは、血液検査などにより調査することが可能です。また、アレルギー反応を抑制するための医薬品もあります。

関連コンテンツ

関連記事