カーボローディングとは

健康・美容 用語集 > カーボローディング
カーボローディングcarbo-Loading

カーボローディングとは?

カーボローディングとは、体内にグリコーゲンを多く蓄えるために、炭水化物の摂取量を増やす食事方法です。

カーボローディングという名称は、英語のCarbohydrate Loading(カーボハイドレート ローディング)から来ています。

マラソンやトライアスロン、自転車のロードレースなどの競技時間が長時間におよぶ持久系の競技では、体内に蓄えられたグリコーゲンを分解してエネルギーに変換します。そのため、体内のグリコーゲン貯蔵量が多ければ多いほど有利です。

カーボローディングは、目標とする試合の日に合わせて、1週間ほど前から計画的に実施するのが一般的です。試合の日の1週間前までに減量や激しいトレーニングにより、肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンをできるかぎり消費しつくします。

体内のグリコーゲン量が急激に減少すると、その後で炭水化物を摂取したときに、効率よくグリコーゲンを取り込むことができるようになるためです。 その後、3日間ほど脂身の多い肉類などを食べてエネルギーを補給し、炭水化物の摂取は極力控えます。

試合の日の3日前から、お米やパン、パスタなどの炭水化物を多く含む食事を大量に摂取し、一気にグリコーゲンを蓄えるのがカーボローディングのやり方です。

カーボローディングを効率よく行うことができた場合、通常の2倍から3倍ものグリコーゲンを筋肉や肝臓に蓄えることができます。

関連コンテンツ

関連記事